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ふらい
2-2

開けたくない瞼を無理やり開けて、

腕を掴んでいる犯人を睨んでやった!


「動くなよ。

今、応急措置してんだから」


目の前には、
銀髪ウルフカットのイケメンが、

俺の腕に包帯を巻いていた。


「・・・ありがと」

素直にお礼の言葉が出た。






よく見ると、頭の上にケモノの耳らしきものが・・・。

「コスプレ???」

動く左手でソレを触ってみた。


ぴくっ!


「動いた・・・」


「当たり前だろ、耳なんだから」



は?

ホンモン???




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あきゅろす。
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