あいかわらずな僕ら 4 陸「では、お好きにお納め下さい!!」 倶(くぉラァァ――!!!) 陸と悪友2人は保険室を後にし、中には拓巳と倶庵だけが残された。 拓「………」 倶「………」 何とも言えない間が空く。 倶庵はまだ床に転がっていた。 拓「クスッ」 苦笑。 拓「とりあえず、背中診ようか?」 拓巳は倶庵を抱き上げてベッドに寝かせ、口に巻かれていたハンカチを取った。 倶「ぷはっ」 拓「大丈夫?なんでこんなことされたの?」 倶「知らね―よ。」 ふてくされたようにして、倶庵は言う。 いまだ手は後ろに縛られ、着衣は乱れている。 拓「…すんごいセクシーだね。」 倶「………っ!!////ば、ばっかじゃね―の?!…眺めてんじゃね―よ!!」 拓「まっ赤になっちゃって…かわいいなぁ、もう。」 倶「………キモっ!キモい。おまえまじキモい。」 むぅ。 拓「そんなこと言っていいの―?あんまり生意気なこと言ってると、イタズラしちゃうよ―?」 倶「てか、おまえ始めっからする気満々だろ―が!つ―か、触んな!もう、マジやだ。キモいっつってんだろ―が!!」 拓「いいもん。もーキモくて。」 倶「開き直んな!!」 [*前へ][次へ#] [戻る] |