[通常モード] [URL送信]

あいかわらずな僕ら

初対面のくせに響呼ばわりの倶庵、リビングに出て拓巳と目が合う。



静止。



再生。



倶「な、な、な、ななななんでアンタがここにーーー?!!!」

突如、マンガのようにあたふたしだす倶庵。

拓(ムダにかわいいなぁーーー)

にっこり

拓「みんな休んでたから、ちょっと様子見に寄ったんだよ?」

拓「元気そうだね?」

そう言って、拓巳は倶庵に近付いて来た。

倶「ちょっ…寄るなっ」

拓「ん。ちょっと診せて?」

倶庵の額に触れる。

拓「まだ微熱かな。上向いて?」

眼球チェック。

拓「口開けて?」

倶「///……やだっ」

拓「開けなさいっ。」

指入れて無理やり開けさせ、上向かせる。

倶「あガっ」

拓「うんっ。ちょっと炎症残ってるけど、大丈夫そうだね。」

にっこり

倶「///……」

拓「よかったっ」

笑顔で言い、額にキス。

倶「なにすんじゃァーー!!離れろっ」

あわてて拓巳を振り払う。

が、

拓「病人は寝てなくちゃ♪」

足はらわれて、横抱きにされた。



[*前へ][次へ#]

17/30ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!