あいかわらずな僕ら 隣りの人 梶「じゃ、またメールすっから。」 言って梶尾は自分のクラスに帰って行った。 「……あいつとメールしてるのか。」 すると、すぐに隣りから聞こえてくる低い声。 勝「あ、うん。たまにね。」 勝(またなんか機嫌悪いし…) いつもよく分からないところで機嫌が悪くなる佐々木を、勝はめんどくさいと思っていた。 佐「オレにも入れろよ。」 携帯を投げて寄越してくる。 勝「やだよ。佐々木、すぐ怒るし。」 受け取った携帯を投げ返す。 佐「テメ―、ちびのくせに…っ」 佐々木は座っている勝を、上からさらに押さえ付けた。 勝「佐々木が大っきんでしょ!」 [*前へ][次へ#] [戻る] |