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あいかわらずな僕ら

ロッカーの中、一部始終を見ていた光は、聞いた事のない陸の甘い声に鳥肌を立てていた。

光(ホラー!!ホラーだ、ホラー…!!!)

通気口から見えるのは、続く2人のキスシーン。

光(最近なんかアヤシイと思ってたんだけど…やっぱりかぁ。)

事実を確認したら、もう2人の事はどうでもよくなった。

光(にしても、この体勢キツい……)

そんな事より、狭いロッカーの中がそろそろ辛い。

光(早くどっか行ってくんないかな…)

もぞもぞと動く。

修(!?……光っ、動くなよ〜ッ!!///)

光の足が太股に擦れて焦る。

修(〜〜っ!!///ただでさえヤバいのに…ッ!!!)

さらに髪の毛が首もとをくすぐる。

修(あ、なんかいい匂い……じゃなくてッ!!!)

ついに疲れた光、修司の口元を押さえていた手を離して、首に抱き着いた。

光(……あ。この体勢ラク。)

修(ちょおぉーーッ!!!マジでやめて光ーーっっ!!!!!////)

体育倉庫での事がフラッシュバックした。



上気する頬。



潤んだ瞳。



肌は少し汗ばんで。






光『……修司……もっと…っ』





(↑言ってない。)






修(……も、マジでヤバイ……)




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あきゅろす。
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