あいかわらずな僕ら 8 光「いやっ…い……痛っ…!」 痛いくらいに首を吸われる。 光(……ちっ、修司のアホ!絶対痕になったな。) 襲われている事実よりその後を気にする光。 光(ん?) その時、修司の肩越しに、窓に何かがキラリと光るのが見えた。 光(…………なるほど……そういう事か。) 瞬時に状況を理解した。 修司が体を撫で始めたため自由になった両手で、その背中を撫でた。 光「巻き込んでごめんね、修司?修司のせいじゃないから。」 修「……?」 修司は言われている意味が分からなかったが、もはや考え事をするのも煩わしく、また余裕なく光の唇を塞いだ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |