あいかわらずな僕ら 泊まっちゃいけなかった ―そしてまた、新しい1週間が始まり― 修「あっ、梶尾、はよ!城戸ん家どうだった〜?」 登校中、梶尾を見掛けた修司は駆け寄った。 梶尾は何かを思い出したようにハッとし、怪訝な顔をし、俯き、そして呟いた。 梶「……二度と行かねェ。」 修「え…。何かあった……?」 聞くのもちよっと怖い。 梶「まじヤられっかと思った…」 修「!!!!」 聞かなきゃよかった。 修(梶尾が襲われるって…ι) しかもそれが冗談ではないのが分かってしまう。 修「ちょっと俺も興味あったけど…もう絶対行かね…」 修司も呟いた。 梶「お前なんか、入った途端喰われっぞ。」 修「………」 否めない。 修(すげぇ、あの先輩達……梶尾襲うって……だいたい光が手こずってるぐらいだから、やっぱ普通じゃないんだな…) 修司は改めて、一般人(自分)は近付いてはならないと思った。 が、思った矢先、その内の一人現わる。 倶「あっ!!カジオ、テメ、なにきのう勝手帰ってンだよ!」 倶庵に見つかった。 梶「げっ。逃げる。んじゃ、瀬名!」 梶尾は逃げた。 倶「あっ…アンニャロ、先輩無視しやがった!」 [次へ#] [戻る] |