[通常モード] [URL送信]

あいかわらずな僕ら

修「それが…、あの…」

ちょっと言いずらそうに、もじもじする修司。

倶「…?なんだよ?まさか、マジで告白…」

修「ちがいますって!!」

倶「んじゃ、なんだよ。まさか、勝が欲しいとか言い出すんじゃないよな?でも、それは無理だから。」

修「!?ちがいますってば!!」

言ってもいないのに、断られる修司。

修(ほんと、よくわかんないな、この人…)

呆れつつも、話す腹をくくる。

修「……実は…矢野のことなんですけど…」

倶「矢野?…光?………ああ、オマエ、もしかして光に仕返しされたのか?」

修「!」

倶「まあ、光のやりそうなこったな。んで、何されたの?」

修司はびっくりした。

なぜ光の名前が出ただけで、わかったのだろう。

およそ、クラスでの光は『仕返し』なんて言葉、連想もできないところだけど。




[*前へ][次へ#]

32/52ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!