DB小説 A 場所は月が見えるところで…※ ある日、俺はお兄ちゃんと一緒に月見に行く事になった。 夜は暗くて怖かったけど、優しい方のお兄ちゃんは手を繋いでくれた。 「ここならいいか」 お兄ちゃんの指定した場所は、なんと人気(ひとけ)がつかない家の裏。 月見には似合わない場所だ。 「お兄ちゃん…ここは?月見は?」 「するぞ。ほら、月があんなに大きい」 指差したお兄ちゃんにつられて、俺も大きな月を見る。 綺麗だ。 するとお兄ちゃんが笑顔で、とんでもない事を言った。 「お兄ちゃん………ベジットを食いたいな…」 「は!?え、食いたいって…まさか……ま、待ってお兄ちゃん…わぁぁぁぁぁ」 こんなところで… またヤるの…?! 勘弁してほしいな…ベジッテお兄ちゃんに知られたら、どうしよう…! _____ 「は…ぁ、ん…っ!ンんぅ…////」 「っ…」 もうこの場所が月見って事も忘れて、 フェラをやっている。 頬が熱いのかも感覚はもうなくて、 夢中になるほどだった。 お兄ちゃんの精液を舌に絡ませる。そのまま飲み込みたかったけど、 苦くて無理だった。 「ンッ…ベジットうまいな…さすがアニキとヤっただけある…」 「ま…ね、んっ…んン…」 「ア…、で、射精る…」 射精る!?どうしよう…飲み込めるかな? 射精た時、俺は全部精液を飲み干した。 そのかわりに、口周りが汚れたけど… 「ベジット…痛いと思うけど我慢してて…」 「ちょ…ま、待って…それ、ぁあアッ」 思わず、大きな嬌声を出してしまい焦って口を抑える。 入れられたのは、アナルビーズ。 いつの間に取ってきたのか分からない。 「ゃんっ…あ、ぁッ…」 「そんなにイイ?アナルビーズ…」 お兄ちゃんは少し強めに引っ張ると、 最初に小さかったのが徐々に大きくなる玉。お兄ちゃんはこれにハマったようだ。 「んあぁっ、あ!あだめ…も、イク…あぁぁぁ!」 俺は一回目の絶頂をした。その量は地面を汚すほど。 「あーあ…アナルビーズだけでイッちゃったの、ベジット?駄目だなぁ、そんなに簡単にイッちゃ…」 「だ…って…んっ、お兄ちゃ…ので…イきかった…けどっ…」 涙もろいの混じった声で喋ったのか、ちゃんと声がはっきりしなかった。 イッたばかりで、漏れる事も無理はないと思うんだけど…。 ………多分。 「俺っ…の、ココ…凄く痒い…っ、から…お兄ちゃ…んの…で…気持ち良く…なりたい…っ」 「しょうがねぇなぁ…じゃ、入挿るぞ?」 お兄ちゃんの肉棒が俺の中に入る。 男同士のセックスって…こんな気持ち良いんだ…っ 「ぁアあッ、あ…んあぁっ…ぁ、んっぅ…ベジ…、ベジッテお兄ちゃ…にバレたらぁ…アンッ、ぁ…」 「大丈夫、アニキは今家にいるから…」 「で…も、ぁあッあ…んア…ンッ、心配して…来ちゃうよぉ…!」 確かにそうだ。此処に来てもらえば、もう相手をしてくれないし、ろくに話もできない。 俺は不安になった。 お兄ちゃんが納得した表情になる。 そしていつもの優しい笑顔に戻った。 「悪いな…ベジットがあまりの可愛いさに、襲いたくなったからさぁ。 アニキ怒ると鬼だからな(笑)。そっかそっかw」 「………ごめんね」 「謝らなくてもいいよ〜☆ 謝るのはお兄ちゃんの方だから」 そういうとお兄ちゃんは、俺の頭を手の平でぐしゃぐしゃと撫でてくれた。まるで可愛いがる、愛猫みたいに。 乱れた服を直して、俺達は手を繋いで家に帰った。 まだまだ続くよ↓↓ _____ 俺は腰に手を遣りながら片手でドアを開いた。 ガチャ 「お、ベジット、ベジッツ。お帰り」 これが怒る方のお兄ちゃん。全然性格が違うんだ… 「遅かったじゃねぇか、まさか俺の許可無しにヤったとか…?」(黒笑い) 「ヤ、ヤってないよ!なぁベジット!」 「うん」 俺の服が若干乱れているのに気付かれなかった。ほっ、よかった…。 「それはそうと、晩飯は?」 「…あ」 変態の上に、どこかマヌケなお兄ちゃんも悪くないな(笑) 結局、俺達も手伝えられたけど… 腰が痛いってのに! 知らないから…?!あーやべえな 恐ろしや…誰か俺を呪った? 誰だよ… ベジッテお兄ちゃんは些細なことは気にしないタイプ。だから気付かない性格なんだ。 [次へ#] [戻る] |