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「はぁ…はぁ…はぁ…、はぁ」

室内には、男の荒々しい息遣いと、ベッドのスプリングが軋む音だけが響く。
先ほど大量に注がれた少年の胎内はヌルヌルと男の肉棒に絡み、抽挿を助ける。

じゅぷ、じゅぶ、ぐじゅ、じゅぶ…。

潤んだ少年の内部は突き上げる度に内部が蠢き、男が抜けそうになる度に入り口が離すまいとするかのように絡み付ききつく締まる。

異物を押し込まれた少年の直腸が男を押し出そうとする自然の現象も、男からすれば少年が自分の雄を喜んで咥えているとしか考えられない。

「はは、早速こっちのお口でも食べるの覚えちゃったんだね。ひなちゃんの大好物なモノ、またすぐあげるからね。」

そう笑うと緩やかだった腰の動きを徐々に激しいものに変えていく。

パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!ジュパパパンッッ!

後ろから獣の交尾のような体位で激しく犯され、少年の身体はベッドヘッドの方へとずり上がっていく。
何度も少年の腰を引き戻し、その奥まで前後左右に腰を振り、少年の内部を余すところなく犯す男。
体力のない小さな身体を気遣う事もなく、狂ったように腰を振り続ける。
止めどなく溢れる欲望を幼い身体に何度も何度も打ち込み、掴んだ腰を思いきり自身へと引き寄せた瞬間、ぶるりと男の身体が震える。

固く目を瞑り、天井を仰ぐ。
欲望に抗う事なく、精液を少年の内部へと放った。

固まっていた身体を弛緩させ、少年の上にゆっくりと覆い被さる。
未だに少年の胎内に埋まっている性器を抜く事もなく、荒い息が落ち着く迄しばらく射精の余韻に身を委ねる。

長時間に及ぶセックスに男の陰毛はべっとりと付着した精液やローションで固まり、少年の内股や柔らかな尻も同様にベトベトする。

「あぁ〜、綺麗にしないと。」

そう呟くものの、少年の胎内は心地よく、あんなに汗を掻いたはずの少年の首筋からは甘い香りが漂ってくる。
柔らかい猫っ毛の髪に鼻先を埋めながら、少年の首筋に吸い付く。
汗を舐めとるように舌を這わしたり、誘うように晒された白い項に朱い痕を幾つも幾つも残していく。
それがくすぐったかったのか、無意識ながらも少年が身動ぐ。
反応が返ってくる事に気を良くしたのか、男が悪戯にも少年の身体に舌を這わし、シーツに挟まれている胸の頂に指を持っていく。
少年の性感帯でもある乳首への愛撫に下にある身体が跳ね、男と繋がっている腰もビクンと動く。
こりこりと凝る乳輪を親指と人差し指で挟み、強弱を付けて捏ね回せば、男の肉棒をやわやわと腸壁が刺激する。

「ひなちゃん、そんなにされるとまた勃っちゃうでしょ。」

少年の背中に口付けながら、男は嬉しそうに話しかける。
すでに兆し始めている自身で少年の内部の感じる痼りを抉るように腰を回し男は再び身体を重ね始めた。
細い少年の左脚を男の右肩に担ぎ上げ、少年の右脚を跨ぐ格好で腰を打ち付ける。
男が犯している小さな穴は、中の腸壁がめくれる程広がり、赤く腫れ上がっている。
すでに何度が精を放った男根はゆるゆると腰を振るも中々高みまでには上り詰めず、少年のぐにぐにと蠢く腸壁の感覚を堪能する。
男が雁首が後孔からはみ出るまで抜き差しを繰り返す度、大量に注がれた白濁が掻き出されてはごぽっ!ごぼごぼっ!と淫猥な音を奏でる。
ぐったりと弛緩し、シーツの海に身体を無防備に投げ出した美しい少年を舐め回すように視姦しながら、徐々に動きを早めていく。

「はっ、っく!…はっ、っは」
徐々に荒々しさを戻して行く男の息遣い。
少年の前には一度も触れる事なく赤く色付く乳首に手を伸ばす。

「ひなちゃんは男に犯されて喜ぶ女の子だもんね。お尻の穴に俺のペニスすぼすぼ入れられて感じる淫乱ちゃんにならないとね。」

そう昏く笑うと、ガツガツと腰を振りたくる。
くっ!と低い声を漏らし、少し量の減った精子を再度幼い少年の胎内へと注ぎ込む。

びゅく、びゅくびゅく、びゅるる!

度重なる射精にさすがの男も倦怠感を感じないでもないが、甘い匂いを放つ少年の色香に誘われるように、腰の動きを再会する。
男の所有物であるかのように大量に放った胎内の白濁を肉棒で掻き混ぜる。

犯せば犯す程、男は固く張り詰め、少年の中を蹂躙することを止められない。

「…はぁ。ひなちゃんは男を狂わせる麻薬のようだね。ひなちゃんの中が気持ち良過ぎてペニスがほら、こんなにまだまだ固い。」

意識のない少年に話しかけながら、固く勃起した肉棒をグリグリとぽっちりとした痼りに擦り付ける。

ゆるゆると前後運動を行っていた男の腰が突然止まる。
しばらく何か考えた後、口を開く。

「あぁ、でも身体ベトベトだから先にお風呂に行こうか。」

独り言ちながら、挿入したままの少年の身体をぐるりと引っくり返し、抱きかかえると、男は寝室を後にしバスルームへと足を向けた。
肉棒を挿入された状態での移動は、男が足を踏み出す度に今まで届いた事のない奥深くまで少年を串刺しにし、少年から呻きが漏れる。
少年の本能が、内部を苛む異物を外に押し出そうと今まで以上に蠢きだす。
男は恍惚とした表情を浮かべ、抱きかかえている少年の耳を舌で舐る。

「あぁ、そんなに銜え込んで…ひなちゃんは淫乱だね。」

少年の耳を濡れた舌で犯しながら、なおも男は続ける。

「安心して。ひなたが妊娠するまで幾らでも注いであげるから。」

女なら誰もがうっとりとする甘い顔と声で男は狂った愛を吐いた。




その後も、男は自身から放出される精液が白濁とは言えない程透明な液体となるまで何度も何度も少年を犯し続けた。

カーテンの向こうでは日が昇り、朝の気配を感じる頃になり、やっと少年は血の繋がった兄の狂気から解放された。
少年の恥部は痛々しいまでに赤く腫れ上がり、ぽっかりと男の形に広がった穴からは止めどなく実の兄の精液を零し続けていた。

END



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