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お泊まり道具まで用意していたけれど、その夜、僕は翔ちゃん家には泊まらなかった。

今回のママの出張は凄く急な事だったみたいで、朝練に行く前のお兄ちゃんを捕まえて、おばさんへの伝言を頼むと空港まで慌てて向かった。
その伝言はお兄ちゃんのところで止まっていたみたい。
牧内家のみんなと楽しくご飯を食べた後に、ママに電話をしていたら、お兄ちゃんが口だけで代わってって言った。

「あ、彩さん。こんばんは。___そう、いつも通りですよ。___ふふ、彩さんが帰ってくるまでちゃんと響くんの面倒を見ているので安心してくださいね。」

お兄ちゃんはママとも仲良しで、いつも僕たちの面倒を見てくれるから大人はみんな信頼していた。

その後また電話を代わってもらって、いっぱいママとお話しできて満足していたら、お兄ちゃんがおばさんに話しかけていた。

「彩さんが帰ってくるまで俺がひーちゃん家に居るよ。寝顔だけでもひーちゃんに会いたいだろうし、寝かしつけるとこまでしとく。」

そう言うと、僕の手を取り、荷物をまとめて玄関へと向かう。

おばさんはここで寝かしてから運んだら?と言っていたけど、移動させるときに起こしたら可哀想だろう。とお兄ちゃんが説得して自分の家に帰ることになっていた。

玄関で翔ちゃんが一緒に行きたいと駄駄を捏ねたけど、翔はさっさと寝る支度!とお兄ちゃんに一喝されて泣きそうになりながら渋々リビングに戻って行った。

おうちに着いてから、僕はお兄ちゃんに聞いた。

「お兄ちゃん、ママ、今日帰ってこれるようになったの?」

見上げると、にっこりと微笑えんでるだけで返事は返ってこなかった。

「それよりひーちゃん、寝る前に一緒にお風呂に入ろうか。」

なんだか良く分からなかったけど、ママのスケジュールはいつもめまぐるしく変わるから、僕が知らされてないだけで、今回もそうなのかなって勝手に納得した。
それに、お兄ちゃんとお風呂で遊んでもらえるのが嬉しくて僕はうん!と大きく頷いた。



「えへへ。今日はお兄ちゃん独り占めだぁ。」

僕は上機嫌でお兄ちゃんと湯船で水鉄砲をしたり、今日学校であった事を拙いながらも一生懸命に話した。

「あのね、今日ね、体育で鉄棒したの。でもね、僕全然できなくて…。手も痛くなってね。絶対こんなの無理だって思ってたの。でもね、翔ちゃんは凄いの!一番大きい鉄棒でもね、ぐるんぐるんって回ってたんだよ!」

興奮して身振り手振りで伝えてるとき、ふとお兄ちゃんを見た。
じっと僕を見てて、僕の話を真剣に聞いてくれてるんだなって思ったらまた嬉しくなった。

「さて、ひーちゃん体洗うよ。」

湯船から僕を抱き上げて椅子に降ろしてくれると、お兄ちゃんはシャワーを出しながら、目を瞑ってね、と優しく声をかけてくれた。

髪も体も綺麗にしてもらって、さっぱりしたからまたお風呂に入ろうとしたら、お兄ちゃんがまだだよって止めた。
僕は良く分からなくて、なぁに?って聞いた。

「ひーちゃん、バスタブに手を置いて、そう。じっとしててね。ここも綺麗にしなきゃ。」

お兄ちゃんがお尻の奥に指を入れようとしてきて、僕はびっくりした。
きゃっ!って叫んで、お兄ちゃんを振り返る。

「そんなところ洗わないよ!」

変なところを触られて、僕はちょっと怒りながらお兄ちゃんに言った。

「そう?でも、この中も綺麗にしないと汚いよ。本にね、ここを洗うと良いって書いてあったんだよ。」

僕は子供だから、本やTVで良いと言うのならそうなのかなって信じちゃった。

シャワーノズルを外したホースがゆっくりとお尻の穴に宛てられて、じわじわと中に温かいお湯が入ってくる。

ずっと穴の周辺をお兄ちゃんがやわやわと触ってくるから、むず痒くて、逃げようとお尻をゆらゆら揺らしていたら、ほっぺにちゅっとキスされた。

「はぁ〜。ひーちゃん可愛い。ぷっくらしたほっぺもお尻もぜーんぶ食べちゃいたい。」

そう言いながら、僕の頬っぺたはむはむと甘噛みしてくるお兄ちゃん。
僕は食べられちゃうとキャッキャキャッキャ言ってたら、お尻の中にズブリとお兄ちゃんの指が入ってきた。

「はっ!?…あ…あぁ…。」

僕は何が起きたのか良く分からなくて、ずぶずぶと侵入してくるお兄ちゃんの指とシャワーのお湯が胎内に侵入して来たことに怖くなって涙が出てきた。

「ヤダヤダヤダっ!怖い!抜いて抜いて抜いてーっ!!!!」

ひっく、ひっく、と泣きながらお兄ちゃんに言っても、指は僕の中に埋まったまま抜いてくれない。

恐慌状態に陥り、暴れだした頃、やっとお兄ちゃんが指を抜いて僕を抱き締めてくれた。

「やっぱりいきなりは無理だったかな。ひーちゃん大丈夫?痛かった?」

頭をなでなでしてくれながら聞かれたけど、涙が止まらなくて僕は応えられなかった。

「痛くないよー。慣れたら大丈夫だから、ね、もう一回してみよ。」

いつも僕に無理強いはしないお兄ちゃんなのに、今日はなぜか引いてくれない。

何度も何度も嫌がる僕を宥め、安心させるように撫でながら、もう一回頑張ろう。ひーちゃんは強い男の子だから大丈夫!と優しい言葉で僕を奮い立たせる。

本当はもうしたくなかったけど、ここでしなかったら弱い子だと思われそうでもう一度頑張ってみた。

今度は指ではなくホースがそのままググッと僕のお尻に入れられて温かいお湯がゆっくりとお腹を満たしてきた。

お腹の中がきゅるきゅるしてきたら、ホースが抜かれ、お兄ちゃんの指で中を掻き回される。

凄く苦しいし、お腹に注がれたお湯を出す度にお腹を下した時のような恥ずかしい音が出て僕は泣きそうになった。

何度かそれを繰り返されて、僕のお腹にお兄ちゃんの両手の人差し指が入る頃にはもう一度体を綺麗にされて、バスタオルに包まれたまま僕の部屋へと運んでくれた。

僕はもうぐったりしていて、タオルの上から優しく背中を摩ってくれるお兄ちゃんの掌に安心しきって、うとうとしていた。

ベッドに横にされた後も、目を開けておくのも億劫で意識を手放していた。

「あれ。ひーちゃん寝ちゃった?ひーちゃーん。ひびきー。」

ペチペチとお兄ちゃんが僕の頬を叩いていたけど、僕はぐっすりと夢の世界へと旅立っていた。

「ぁあ、くそっ!準備したのにお預けかよ。」

いつもの口調から一変して、お兄ちゃんが悪態をついていた事も知らず、無防備に裸体をさらして僕はスヤスヤと眠っていた。




眠っている僕に、お兄ちゃんが持ってきていた物で悪戯をされている事にも気付かず僕は朝まで熟睡をしていた。



朝、お尻の穴の違和感と生臭い海水のような臭いで目覚めてから、清廉だった僕の日常は様変わりした。
幼い僕を性の捌け口にしようとしたお兄ちゃんは、ずっと前から僕が好きで犯そうとしていたんだって。

だから、お兄ちゃんが持ってきていた荷物にはローションやアナル拡張機があった。
僕のお尻は夜通し拡張されて、たいした痛みもなくお兄ちゃんの指が3本入るようになっていた。
意識のない僕のアナルを拡張しながら、お兄ちゃんは行き場のない欲望を僕の肌に吐き出しては、その性器で塗り広げていたみたい。




お兄ちゃんって最低?
うん、本当にそう思う。
中2でショタコン。しかも、目覚めた僕を見た瞬間バージンを奪う強姦魔。
本当に最低な性癖。けど、それ以外は本当に優しくて憎めないから困るんだ。






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あきゅろす。
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