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つよくなりたい
※小ネタ
※幼少期捏造










梵「いっ…てぇえぇえぇえっ!!」



小「い、如何なされた、梵天丸様!?」

梵「あ、こじゅ…いてて…」

小「梵天丸様っ、まさかお怪我を…!?」

梵「ちがうぞ、指をつったんだ。やはり真剣6本は重いなぁ」

小「6本!?というか真剣!?何故そのような危ない真似をなさる!?」

梵「だって…おれは国主になるんだから、つよくならなきゃ。そのための方法をかんがえてたんだ」



小(梵天丸様…右目を失われてからはずっと弱気で、竺丸様を国主にとお考えだったのに…ご立派になりましたなぁ…)



梵「どうした、小十郎?」

小「いいえ、何でも…しかし、それならばまずは基礎練習をしっかりせねば」

梵「うげっ、基礎はきらいだ」

小「基礎練習を怠れば、強くなどなれませんよ」

梵「でも真剣の練習もしたい」

小「それはなりません、梵天丸様にはまだ早い」

梵「えぇーっ、なんでだよ」

小「危険だし重いでしょう。現に先程指をつられたではありませんか」

梵「うぅ…わかった、基礎がんばる」

小「ふふ、その意気ですぞ」







† † † †

久々にほのぼのとした話が書きたくなって、今に至る。
時間軸的には、小十郎が梵ちゃんの右目をえぐり出した少し後かな。

ネタ提供してくれた某友人に感謝。



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