パロディ 熱中性ボーイズ (親+政+幸+α) ※現パロ ※全員何らかのオタク ※キャラ崩壊注意 ガヤガヤ騒がしい放課後の教室。大半の生徒が立ち上がっている中、政宗は未だ机に座って虚空を見ていた。 「政宗ー、何してんだよ早く帰ろうぜ」 バシンと音がし、背にかなりの衝撃が響いた。 「ぐっふ…!!」 「あ、悪い」 勢いで机に突っ伏した友人を見て、背を叩いた本人、元親は謝りつつも苦笑した。 「Don't laugh!!テメェの所為だろ!!」 「まぁまぁ…それより早く帰ろうぜ」 「いいけど、ちょっと寄り道してくぜ?」 「構わねぇさ。で、寄り道って何処――」 「政宗殿、この後暇で御座るか?」 突然ひょこっと後ろから顔を出したのは、幸村であった。彼は持ち前の人懐っこい笑みを浮かべながら、政宗に話しかける。 「暇っちゃあ暇だが」 「では……メイトに行きませぬか?本日ボカロのCDの発売日なので」 「え、マジ!?」 キラリ、と政宗の切れ長の隻眼が輝いた。それと同時に、元親の脳裏に嫌な予感が掠める。 「オイ政宗、お前まさか…」 「よっしゃ、今すぐメイトへGo!!」 「やっぱりかぁあぁあぁあっ!!」 嫌な予感、的中。 元親は頭を抱えて叫んだ。 「お前っ、先週も行ったじゃねぇか!!しかも今日他に寄る所あるんじゃねぇのか!?お前メイト行ったら3時間くらい居るだろ!!」 「いや、最初から行くつもりだったからいいんだ。新刊漁りに」 「新刊ってアレか?例の薄い本の事かぁあぁあぁあっ!?」 元親の叫びは止まない。 そんな彼に政宗は耳を塞ぎながら言った。 「んだよ…じゃあお前欲しくないのかよ」 「何を!?」 「ハ●ヒのフィギュア(メイト限定版)。今日発売だぜ?」 「……………行く」 「決まりで御座るな!!」 結局は、同じ穴の狢。元親は2人と共に意気揚々と教室を出て行くのだった。 ちなみに、その会話はクラス中に響いていたが、いつもの事なのであまり気にされなかった。 ―――1人赤面する佐助を除いては。 (あぁ旦那、俺様どこで育て方間違えたかな…他人のふりしてよう、うん…) end † † † † 後書き やっちまった\(^o^)/ でも、これもきっと続編書きます(笑) 楽しかったし(^^) 政宗→BLオタ(腐男子) 幸村→ボカロオタで25厨 元親→アニオタ な設定です。 因みに佐助はアイドルオタで元就はコスプレオタ、慶次は写真オタだったり。 では、gdgdでしたがお付き合いいただき有難う御座いました!! 水城 [*前へ][次へ#] |