パロディ すとろべりぃ らぶ (♀政♀幸) ※♀政宗×♀幸村です ※学パロです ※既に恋人同士です ピピピ…ピピピ… バシンッ!! 時刻は7時。 目覚まし時計を止めると、私は直ぐに起き上がった。 カーテンを開けると、外は快晴。日差しの暖かさに目を細め、大きく伸びをした。 今日は何だか、良いことがありそうだ!! 足取りも軽く、私はリビングへと向かったのだった。 「旦那、今日も支度早いね〜」 そう言って苦笑するのは、私の世話役の佐助。…世話役というよりは、兄の様な感じだ。 私は今、佐助の作った料理を平らげ、身支度を全て終えた上で、リビングのソファーに座っている。 そわそわしている私の様子を見ながら、佐助が言った。 「落ち着かないねぇ、毎日毎日…そんなに楽しみ?」 楽しみ…楽しみに決まっている!! だって… ピーンポーン 遂に待ち望んだ瞬間が来た!! インターホンの音が聞こえたと同時に、私は荷物を抱えて走り出していた。 「やれやれ…」という佐助の呟きが聞こえた気がした。 鍛え上げた脚をフルに稼働させ、玄関へと辿り着くと、間髪入れずに勢いよく扉を開いた。 目の前には、驚いた様に目を見開いたあの人。しかしすぐに口元を覆って、クク…と笑い出す。 「相変わらずだな…お前の勢いは」 「こういう性格故」 「ハハッ、言えてる」 「でも、理由なら他にありまする」 何だよ、と首を傾げるあの人に、私は飛びっきりの笑顔で言った。 「私は…毎日、貴女に会えるこの瞬間が、貴女に挨拶出来るこの瞬間が大好き故…気持ちがはやってこのような勢いになってしまうので御座る!!」 …いつもは私がからかわれるから、ちょっと仕返しの意味も込めて…でも、素直な気持ちも込めて… 刹那、彼女は顔を真っ赤にしてその場に棒立ちになった。と思えば、次の瞬間には、私の体は彼女の腕に抱き締められていた。 今度は驚いたのは私の方。 「…それ反則だって。やっぱお前可愛い」 なんて言うもんだから、顔が熱くなる。 …急にそんな事言うなんて、反則なのは貴女だ。適う訳ない。 しばらくこうして抱き合った後、体を離した彼女はフワリと微笑んだ。 「Good morning、幸村」 「お早う御座います…政宗殿」 毎日がこんなに楽しいのは…貴女のお陰。 貴女との、甘酸っぱい恋のお陰。 END † † † † 後書き 遂に書いちゃいました。 ずっと書きたかったんだ〜可愛い幸村(♀)を(o^ω^o) …表現出来てるかは別として← 気が向いたら続き書くかも( ̄∀ ̄) ここまで御覧下さり、有り難う御座いました!! 水城 [次へ#] |