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桜舞う

何度も唇を塞ぎ義孝は詠のシャツをたくしあげる

「………ふ、んぁっ!?」

ぐりっと指の腹で乳首を押し潰されて妙な感覚が体を走る

ますます深くなったキスに加えて今まで感じたことのない感覚に身を捩ろうとすれば咎めるように乳首を抓られた

「………はぁ……んっ…くっ」

チュプと音を立てて唇が離れる

うっすらと瞳を開くとどこか苦しそうに顔を歪めた義孝がいた

その表情は艶っぽく雄の色気が漂う

「ひどい人だ。抵抗もしないで……彼が悲しむんじゃないですか?」

憎々しげにそう吐き捨てると義孝は詠の首筋に顔を落とし歯を立てる

覚えのある痛みはつい最近十月にされた痛みと同じだった

「………っ!ひぁっ!?ぃっ………義孝さ、…ど…し………んぅっ…」

再び貪るように唇を塞がれ義孝の大きな手が体をはい回る


「今夜だけ、とは言いません。ここにいる間だけ私のものになってください」

熱っぽく訴えるようにそう言うと義孝はおもむろに詠のスゥェットとパンツを脱がせると膝裏を抱えて開脚させる



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あきゅろす。
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