[通常モード] [URL送信]

青空の下を一緒に
会いたい気持ち



ビルスはウィスの元に来た。
「華月の記憶は消せそうか?ウィス」
そう聞いた。
ウィスはキョトンとした。
そしてニコッと笑った。
「順調に少しずつですが消せていますよ?ビルス様」


そう言った。
ビルスは大きくあくびをした。
「全く悟空の奴もとんでもない娘を恋人に選んだものだ」
「ですが悟空さんは彼女の心の優しさに惹かれたんですよ、きっと」
そう言った。
ビルスは黙った。


そしてカプセルの中の華月を見た。
「……可愛い娘だからな」
「おや?珍しいですねぇビルス様がそう言うなんて…」
ウィスはそう言った。
そしてからかっていた。
ビルスは顔を真っ赤にした。


ーーーーーー

オラは落ち着きがなかった。
うろうろと歩いていた。
ブルマはオラを見た。
「少しは落ち着いたらどうなの?孫くん!」
「だ…だってようブルマ…オラ、華月が心配ぇで…」
そう言った。


その時頭を殴られた。
振り返ると殴ったのは親父だった。
「何すんだよ親父…」
「少しはじっとできねぇのか」
親父はそう言った。
オラは何も言い返せなかった。


ベジータはオラを睨んだ。
そして服を掴まれた。
「何だよベジータ…」
「くだらんことを気にしてないで修行するぞ!」
そう言われた。
(じっとしてても華月のことばかり考えちまうし…)


オラはベジータと組手を始めた。
「全く…あんなに落ち着きのない孫くんは初めてだわ」
「オレもカカロットの気持ちはわかるがな」
バーダックはそう言った。
そしてターレスに威力を抑えた気弾を撃った。
ターレスはとっさに反応し上空に弾いた。


「バーダックてめぇ…」
「ちっ…弾きやがったか」
そう呟いた。
そしてターレスと闘いを始めた。
ブルマは少し呆れて見ていた。
(華月を心配してるのは孫くんだけじゃないようね…)


ブルマはそう思っていた。
そしてコーヒーを飲んだ。
「華月お姉ちゃん早く帰ってこないかな?」
「そうだよなぁ…また遊んでほしいなぁ」
トランクスと悟天はそう言った。
(ここにもいたわね)


ーーーーー

ビルスはじっと華月を見ていた。
「全部消すとは言ったがどのくらいかかる?ウィス」
「重要な記憶だけを消してしまうならすぐに終わると思いますが?」
ウィスはそう答えた。
(重要なところと他のところを所々残すくらいでいいか)
そう思いウィスに伝えた。


「重要なところは全て消してあとは所々は残しておけ」
「それでよろしいんですか?」
「大したことない記憶なら大丈夫だろ」
そう言った。
そしてあくびをした。
ウィスは言われたとおりに従った。


(あなたも悟空さんに早く会いたいですよね?)
華月を見つめそう思っていた。
「もう少しの辛抱ですからね」
そう呟き側を離れた。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!