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青空の下を一緒に
教えて舞空術




「華月ーまだ来ねぇんか?」
お風呂から名前を呼ぶ悟空。
(こうしてたって仕方ない…///)
気持ちを決めて扉に手をのばした。
悟空はお湯の中に入っていた。
そして私を見た。
「風呂に入るのになんで体をタオルで隠してんだ?」


悟空は不思議そうに見ていた。
私は真っ赤になっていると思う。
そして悟空の体を反転させた。
「ま…まだこっち見ないで!///」
「何でだ?華月」
背中を向けたまま問いかけられた。
(少しは乙女心を理解してよ…///)


そう言いたかった。
でも悟空はこれが普通。
それは私もわかっていた。
だからあえて何も言わなかった。
体にお湯をかけ洗ってからお湯に入った。
「むぅ…まだそっち向いたらダメか?華月」
「い…いいよ?///」


そう答えた。
悟空は振り返った。
私は恥ずかしくてうつむいていた。
「なぁ、なんで下むいてんだ?」
「恥ずかしいんだもん…///」
そう言った。
(男の人とお風呂なんて初めてなんだから…///)


そう言いたかった。
悟空は急に抱き締めてきた。
抱き締められることには慣れてきた。
いつも悟空は優しく抱き締めてくれてた。
その時悟空の手が胸に触れた。
ビックリして悟空をひっぱたいた。
パン…ッ。


「いてぇ…おぉ痛ぇ…なんすんだよ?華月…」
悟空は頬を撫でていた。
私は慌てた。
そして顔を近づけた。
「ご…ごめん!///でもでも悟空が悪いんだからね?む…胸を触るから…///」
「まだ触っちゃダメなんか?」
そう言った。


私は無言でうつむいた。
(悟空は男の人で経験あるけど…私はそんな経験がないし…)
そう思っていた。
そして悟空を見た。
「ま…まだ早いよ…///」
「そっか…華月が『いい』って言ってくれるまでオラ待ってるからな」


悟空はそう言った。
そして後ろから抱き締められた。
心臓がバクバクして破裂しそうだった。
私は悟空の腕を掴んだ。
「なんか悟空にはいつも待たせてばかりだよね…」
「んー…でもオラ華月からの返事を待ってる時ドキドキとワクワクで楽しいぞ」


そう言った。
そして腕に少し力を込めた。
(いつも強く華月を抱き締めてるのに…いつかいなくなっちまうんじゃねぇかって不安になる…)
悟空は何も言わなくなった。
「どうかしたの?悟空」
「あ…あぁ、なんでもねぇから心配ぇすんな」


そう言った。
そして首にキスされた。
首にまた一つキスマークが増えた。

悟天はトランクスとリビングで遊んでいた。
ブルマはビールを飲んでいた。
そこにバーダックとターレスが来た。
「あっ!おじいちゃん!」
「ん?悟天か来てたのか」
「お父さんと華月お姉ちゃんも一緒だよ?」
悟天はそう言った。


ターレスは驚いていた。
そして悟天を見た。
「華月は…華月はどこだ?」
「悟天のお父さんと一緒にお風呂に入ってるよ?」
トランクスはそう言った。
ターレスは驚いていた。
バーダックは抱っこしていた悟天を思わず落とした。


悟天は尻餅をついた。
ドシン…ッ。
「カカロットと一緒に風呂だと…?///」
「親父のオレをさしおいて…」
「酷いよぉおじいちゃん…」
悟天はお尻を撫でた。
ベジータは呆れていた。


「あいつらは一緒に暮らしてるんだろ?一緒に風呂くらい普通だろ」
「あら、じゃあ今夜一緒に入る?ベジータ」
ブルマはそう言った。
ベジータは赤くなった。
トランクスはキョトンとした。
ベジータは慌てていた。


「ば…バカヤロー一緒になんか入れるか!///」
「あっそう、ベジータが入ってる時に入るからいいわよ?」
ブルマはそう言った。
そして笑った。
私は悟空とリビングに来た。
そしてブルマに詰め寄った。
「ブールーマー!///」


ブルマはニコニコしていた。
「孫くんと一緒にお風呂入ってどうだった?」
「ど…どうもこうも…恥ずかしくて緊張したんだから!///」
そう言った。
ブルマは私の首を見た。
そしてキスマークに触れた。
「でもしっかりキスマークはつけられてるのね」


そう言った。
私は恥ずかしかった。
そして首を隠した。
悟空はニカッと笑った。
「その印なら首だけじゃなくて身体中について…」
「ご…悟空!///」
慌てて悟空の口を塞いだ。


でもすでに遅かった。
ブルマはこれでもかと言うほどニヤけていた。
「なーんだ?やることはしっかりやってるんじゃない」
「「カカロットーーーーーッ!」」
ターレスとバーダックは悟空を壁に追い詰めた。
悟空は驚いていた。
私は真っ赤になった。


「ま…まだ何もしてない!///」
「ヤろうと思って胸触ったら華月にぶたれちまって…だから華月の気持ちが固まるまで待つ代わりにキスマークをたくさんつけたんだ」
悟空はそう言った。
ターレスとバーダックはホッとした顔をした。
私は何も言えなかった。

昨日はブルマの家に泊まった。
夜に悟飯が来てブルマの家から学校へ行った。
悟天とトランクスは空中鬼ごっこをしていた。
私はそれをじっと見ていた。
「気持ち良さそうに飛んでるわよねぇ」
「本当だね」
そう言った。


ターレスは私を抱き寄せた。
ビックリしてターレスを見た。
「わっ…な…何?///」
「華月は飛んでみたくねぇのか?」
そう聞かれた。
私は黙った。
(自分で飛べたら気持ちいいよね…)


そう思った。
「飛んでみたいけど…難しそうだし…」
「そんなことねぇよ」
「飛び方ならオレが手取り足取り教えてやるぜ?華月」
バーダックはそう言った。
そして私の顎を持ち上げた。
そして色っぽく微笑んだ。


私はドキッとした。
その時後ろから抱き締められた。
顔をあげると悟空がいた。
悟空は怒っていた。
「親父もターレスもオラのモンに触るなよ!」
「悟空///」
バーダックとターレスから私を引き離した。


二人は舌打ちをした。
ブルマは呆れていた。
「懲りないわねあんた達も…」
「なんの話してたんだ?華月」
悟空は私を見た。
そして心配そうな顔をした。
「空の飛方を教えてくれるって話を…」


そう言った。
悟空はパァッと笑った。
「それならオラが教えてやるよ」
「悟空が?」
「親父とターレスが教えるより安全だかんな」
そう言った。
私は早速教えてもらうことになった。


「体の力を抜いて足に力を送る感じで…」
「足に力を送る感じ…」
私は言われた通りにした。
でもなかなか出来なかった。
飛んでみたくて頑張っていた。
その時少しだけ浮くことができた。
それだけで嬉しかった。


集中していないと地面に降りてしまった。
トン…ッ。
「少しずつ高く浮かぶには力んじゃダメだ華月」
「アドバイスありがとうターレス」
そう言った。
そしてもう一度やってみた。
体の力を抜いて集中した。


そして自由に飛べるようになった。
「わー気持ちいい」
「華月姉ちゃん飛べるようになったんだ?」
「これで一緒に飛んで遊べるね?華月お姉ちゃん」
「そうだね悟天、トランクス」
悟空は下から私を見ていた。
そして笑っていた。


ターレスは黙っていた。
そして悟空を見た。
「華月は不思議な女だな…」
「初めて見た時はこんなに引き付けられるとは思わなかったぜ」
バーダックはそう言った。
悟空は驚いていた。
そして目付きを変えた。


「華月はオラのだ!手ぇ出したら許さねぇからな!」
そう言った。
私は地面に降りた。
そして悟空のそばに行った。
「悟空のお陰で飛べるようになったよ?ありがとう」
「へへ、今度は空を飛んでデートしような?」
「うん」
今はすごく幸せだった。
(ずっと悟空と仲良く楽しく過ごせたらいいな…)

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あきゅろす。
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