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これはっ

それから学校に行くため、通学路についた。
周りには僕と同じ世宇子中の生徒がちらほらいる。


……橘は、いない。そんな小さな事だけど僕は安心した。


だけど次の瞬間、身体がもぞもぞと凄まじい変化をしている感覚がした。


恐る恐る下を見ると、僕の平らだった胸には大きなかたまりが二つ。


目眩がした。
と共に僕は全力で走った。
周りの人に絶対見られないように。

特に、特にあいつにだけは……っ!



そんなこんなで気付いたら電車の中で、この状態って訳だ。

これはもう橘の仕業だよね。完全にあの怪しげな薬のせいだよね。

正直、神のアクアに匹敵する程の効果だと思う。


あぁ……最悪だ……僕は男僕は男僕は男僕は男。

だからこの後ろの人は同性相手に興奮している訳でって……ぅああ気持ち悪いありえないよ。


こんなの美しくないっ!
よし、ヘブンズタイムで時間を止めて早くこの人の前から移動しよう。


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あきゅろす。
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