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-short story-
鬼ごっこ02



――図書館――


『はあはあ…ここまでくれば大丈夫かな?てか皆見事にバラバラに…
! 誰か来た!隠れ…っ隠れなきゃ!』


『ここまでくれば大丈夫ですか…ね』


『(骸!)』


『隠れて居ないででてきたらどうです』


『(バレた!?あのパポー<パイナポーの略>なんかに!?
俺の唯一のハイレベルスキルが!)』


『へぇ…気づいてたの』


『(雲雀さん―――!)』


『それだけ殺気をだしていれば分かりますよ。沢田綱吉でも分かります』


『(やべっ俺気づかなかっ…あれ骸馬鹿にしてる?俺鈍いって言いわれてる?
殴ろうかな)』


『ストーカー』


『どっちが!?』


『(パポーと同じツッコミした俺って…)』


『まぁこんな機会滅多に無いし…』


『今度こそ決着を…』


『『つけようか(ましょう)!』』


『ちょ―っと待てパプリカ兄弟』


『ボンゴ…っパプリカ兄弟の由来が分からないんですけど』


『パイナポーの<パ>』


『それだけじゃね―か!』


『まさか沢田もいるなんてね…気づかなかったよ。隠れるのピカイチって君どんなけ負け犬体質染み込んでんの』


『…』


『危なぁあ!!

何しやがるんですか言ったの僕じゃないですよ!
殴るなら雲雀恭弥を殴りなさい!』


『ねぇねぇふたりとも』


『無視か…っ』


『なに?』


『俺は聞き捨てならないことをそこで聞きました。

“今度こそ”って何かな骸くん?
君達の破壊歴の中に任務とは関係ないものが入ってるって解釈していいのかな雲雀くん?』


『『…』』


『黙りは肯定とみなしま―す。




成敗!!!!』


『ぎゃぁあだから何で僕だけなんですか何故雲雀恭弥に行かない!』


『あ、あれだよ、な、並盛の秩序だから』


『ここイタリア!

雲雀が怖いだけでしょうが!』


『うっせ―――!!』


『ちょ…待ちなさい、落ち着きなさ…

ちょっと雲雀恭…どこ行った雲雀恭弥ぁあ!!』


『成敗!!』


『ぎゃ――!!』


――――――――――――――――――

soon.

ツナはパイナポーと言うのでさえ億劫になってきていますパポー。
雲雀は図書館から出ていきました。骸は(当然)見捨ててます。
10年後ツナはハイパーにならなくてもそれなりに(骸や雲雀が認めるほどには)強いよねっていうこれまた妄想産物を入れちゃいました。あはは(何。

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