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東方プロジェクト小説
一節 生まれる
長い長い夢、
目をとじて真っ暗な世界へ足を踏み入れる。

段々と体の意識が遠退く、
そう足先から腹、手そして頭。

何も反応してくれない体に私は恐怖を覚える、
そこに微かに声が響いた、
自分の。

「大丈夫、明日はまた来るから」

その声が消えた瞬間、
私は暗闇に堕ちた。

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