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雲珠桜は春に出逢う
もう少し展開良くしてくれませんか?05









「ちょっ、待っ「るっせぇ、カス共が
っ!」……ひ……」




コォォォォォォ!!!!





パリンッと近くのグラスが割れた。
ザンザスの手のひらには光球状の炎が……。





で、でたっ!コォォォ!!!!
私ヤベエ!!(泣)








「……おい、テメエ。カス鮫から聞いたがカス鮫の名前知ってたそうじゃねーか。何者だ」




ザンザスの低い声と鋭い眼光がユカに向けられる。
その瞳は濁りのない綺麗なものだった。







「何者って……(言われても……)」


「テメエのことはある程度調べがついてる」




カス鮫。と顎で括る。
スクアーロはどこからか取り出した紙をパラパラ……とめくり出した。







「笠原ユカ、十六歳。今年の春に並盛に転校。どこからは不明で全くのデータなし」



スラスラ……と私の個人情報を並べていく。
こんなものどこからか調べてくるのだろうか?






「あらぁ、ユカちゃんって言うのねー。可愛い名前だわあ♪」


「ししっ、オカマキメーし」



スクアーロがスラスラ読んでいるときにベルがルッスにちょっかいを出しはじめる。
ちょっとした騒ぎになりかけたところをボスのコォォォで取り敢えずおさめた。





……マジでコォォォ半端ねえ(笑)







「……そして年を偽りボンゴレ十代目ボス……候補、沢田綱吉のいる並盛中に転入。雲の守護者、雲雀恭弥の家に居候している。この時点でマフィアと関わりのあるものと接触しているものの一般人である……だぁ、ボス」



雲雀恭弥の家に居候していると言うところで何やら声が上がったが聞こえていないふりをしておく。

確かにあの雲雀さんが群れるようなことを許すなんてあり得ないって自分でも思うからね。






「これの通りならテメエは俺たちのこと知ってるはずがねーんだ」


「う……」



「知ってることは全部吐け」







ボス……ザンザスは一睨み。

言わなかった場合は?と口を開きかけるが、ザンザスの手のひらをみて口を閉じた。
さすがにこの意味がわかんないほどバカではない。




「……じゃあ、私をさらったわけを教えてください。今の状況も……」





私は怯えながらでも強気で言う。もしかしたら殺されるかもしれないが、それより今の状況を知りたかった。それにどうしてもこのメンバーから殺されるというイメージがつかない。
それは漫画を読んでいるがゆえの甘い考え方なのだろうが。

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あきゅろす。
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