愛し君へ 6 桂「無理だ銀時。そんな怪我では」 銀時「っ…くそっ」 そのまま再び倒れる銀時。 桂は銀時を担ぎ上げ布団に寝かせると自分の怪我の手当てをする。 銀時の夢の中 銀時「先生!!どこにいるんですか?」 真っ暗な中で銀時は一人走り回っている。 銀時「先生?」 すると目の前には血まみれで死んでいる松陽の姿が 銀時「松陽先生ー!!」 泣きながら叫ぶ銀時。 すると、後ろから優しい光がさしてきた。 銀時「桜?」 「銀時、私……」 桜の姿をみて微笑むが、桜は銀時から離れていく。 銀時「桜、行くな!!桜!!」 走っても走っても追い付かない。 銀時「桜ーー!!」 手を伸ばし叫ぶ銀時。 だが桜は遠くへと消えてしまった。 *** 銀時「っ…!!」 夢から目を覚まし、冷や汗をふく銀時。 横には桂がいて、心配そうに見つめていた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |