愛し君へ 2 坂本「で、桜は金時の何処が良かったんじゃ?」 「えっと…不器用だけど優しくて、私の事を大切に想ってくれてるところかな」 銀時「……」 坂本の質問にほろ酔い気味の桜が答える。 銀時はそれを横で聞いて顔を真っ赤にした。 坂本「いやぁー。桜は凄いのぉ。金時、お前は幸せもんじゃなぁ」 銀時「まぁな。てか辰馬、桜から離れろ」 桂「銀時、今日くらい良いでわないか。…たく、お前は本当に束縛が激しいやつだな」 桜の隣に銀時。 その反対には桂と坂本がピッタリとくっついていたので銀時が足で蹴り離れさせようとする。 「銀時、足でそんな事やっちゃダメだよ」 坂本「そうじゃそうじゃ!!」 桂「桜は本当に優しいやつだな。…銀時ではなく、この桂小太郎の妻にならぬか?」 銀時「何どさくさに和切れて口説いてやがる!!桜はもう俺の嫁だ!!分かったか、てめェーら」 すると、いてもたってもいられなくなった銀時は桜の肩を抱き自分の方へと引き寄せた。 更に酔った銀時は皆がいるにも関わらず、桜と唇を重ねたのだった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |