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愛し君へ



土方が山崎に桜を見張るように言ってから、約1ヶ月が過ぎた。




土方「ふー…」

山崎「副長、やっぱ桜さんは高杉と繋がりなんてありませんよ」

沖田「あーぁ。無駄足だった訳か」




タバコを吹かし、山崎のレポートに目を通す土方。
隣には沖田が座っていて土方を茶化す。








土方「ちっ…」


タバコの火を灰皿に押しあて消すと、ゆっくり立ち上がる。






沖田「何処行くんですかい?」

土方「見回りだ」

沖田「じゃ、俺も」





土方が見回りに行くと言うと、沖田も立ち上がり二人で江戸の見回りに行くこととなった。





































かぶき町

土方「……」

沖田「……」



夜のかぶき町は何かと事件が多い。
土方と沖田は裏道を歩き、それから公園へと来た。










土方「……!!」

沖田「どうしやした?…土方さん」

土方「しっ…」





すると、公園に怪しい人影を見つける土方。
二人は木陰に隠れ、その人物の様子を影から見ていた。



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あきゅろす。
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