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しろの小説(長編)
似ている二人はやっぱり喧嘩する

「…オイ、」

「っ!?お前はッ!!」

「おまんは もしかして金時じゃなかかー。いったいどうしたきにー?偶然じゃのー。アハハハハハ」

「神楽、アイツめがけて投げろ」

「おわっとと、相変わらずドメスティックバイオレンスじゃのー金時は。まぁそんなところもつれないおまんらしいところでもあるがのー」

「うっせーよ。毎度毎度、人の名前間違えやがって。俺は銀時だ『ぎんとき』。今度間違えて呼びやがったら凶器投げんぞ」

「ほほー、わしに名前を呼んでほしいねだるとは可愛いの〜ぎ…」

「…神楽」

「はいヨ銀ちゃんっ」

「テメーは一生そうやって、あくまのつぼと仲良くしてろ」



「はー…なんかもうすでにだるいんですけど。しかも前話の最後、若干書き直されてなくね?」

「ちっちっちっ、前に言ったハズアルよ。作者は気紛れネ。しかも一旦思い付いたことはなかなか曲げることの出来ない頑固者ヨ。優柔不断の癖に頑固者ってどんだけ〜ネ」

「あぁ、も〜どうでもいいよめんどくせぇ。ココで延々と作者の自虐ネタに走ってても話進まねーし、読者も退屈だろーが。先進めんぞ」




「とりあえず資金もある程度集めたし、必要最小限のモンぐれぇは買えんだろ」

「じゃあ武具防具屋と道具屋どっち先に行くアルか?」

「やっぱ装備だろ。道具しこたま買っても装備ペラかったら意味ねーし」

「決まったところでレッツラゴーヨ〜」



「ま〜、一番最初に揃えられる装備なんてこんなモンだよな〜…。ん?いいのあるじゃん」

「「オヤジ、コレくれ」」

「…ってオイ!?お前いつの間に店に来てたんだよ!?つか、俺が先に目を付けたんだから他のにしろよ」

「どこかで見た白髪テンパだとは思っていたがこんなところで会うとはな…テメーこそ他のにしろ」

「てっめ、人のコンプレックスを…。オメーは瞳孔開きっぱだろーがこのニコチンマヨラ!!」

「やるか?!」

「テメーから売ってきたんだろーが!!」

「…あーぁ、なんとか喧嘩は犬も食わないとか言うアルが本当アルな。どう収拾つけるネ」

「それは聞き捨てならねェなァ?」

「なんでお前がココにいるネ」

「残念ながら土方のヤローと無理矢理組まされたんでィ。それより、この話は“一応”固定カプねェんだろ?旦那と土方をくっつけるような発言はやめるんだな」

「お前に銀ちゃん嫁にやるぐらいならアイツとくっついた方がマシネ」

「なら、土方の前にテメーを片付けてやらァ。覚悟しなチャイナ!!」

「上等アル!!かかってくるヨロシ!!」



「――えっと、予想外なトコロで…ってこともないですが、ストーリーを進行できる人間が誰一人いなくなってしまったので、しばらくお待ちください。…まぁ、そんな予感はしてたんですけどね。つか、銀さんと神楽ちゃんは冒険に出てるのになんで僕だけこんな扱いなのかな…。とにかく次回をお楽しみに」


[To Be Continued…]

ナレーション:眼鏡


「眼鏡じゃねェ!!新八だァァァァァァァ!!」


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