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しろの小説(長編)
最近のゲームのオープニングってやたら長い

「…と、いうわけで今回から不定期で銀くえオンラインシリーズをやることになったアル」

「『…と、いうわけ』ってどういうワケだよ、いきなりすぎて要領つかめねぇっての」

「作者がいま書いてる銀受小説がなっかなか書き進まなくて嘆いていたら『シリーズでもやってみたら?』とこの話に白羽の矢が立ったアル」

「神楽ちゃんンンン!?どこで『銀受』なんて言葉勉強してきたのっ!?」

「大人が知らないところで子供は育つものアル。いつまでも清く美しいなんて思わないことネ」

「…どうしてもやるの?」

「やるアル」

「マジでか」

「マジアル。覚悟決めるネ。それとも銀ちゃんはローラ姫ポジションの方がお好みアルか?」

「ばっ、ばっか言ってんじゃねーよ!! だ、大体その場合誰が勇者やんだよ!!俺ァ姫抱っこされんのなんざごめんだぞ!!」

「誰が相手かアルか?多分みんなの予想通りだとは思うアル。ただ、作者も原作者や銀ちゃんみたいにひねくれ者だからどうなるかわからないって言ってたアルよ」

「そんなアバウトで大丈夫なのかオイ」

「とりあえず決まったからにはやってみるしかないネ」



「…で、とりあえずどうすんだ?」

「自キャラを作るアル」

「そっからすんのかよ!もういいだろ、そんな一からのノウハウなんていらねーんだよ。ホラ、テキトーに………こんなモンだろ」

「すごいアル銀ちゃん!!銀ちゃんと私アル!!完成度高っけーなオイ」

「どーでもいいから早くしようぜ……いや、狩ろうぜ!!か。超短編でシリーズ化して尺稼ぎするのが目的なのに俺とお前以外誰一人として出てきてないからね。やる気あんのコレ?」

「本当は私の代わりに銀ちゃんの相手を出すつもりだったらしいアル。でもカプ固定になるからとか言い出したんだヨ。全く、無計画な奴アルな」

「とにかく始めっぞ〜」



――オープニング鑑賞中――



「ようやく操作できるようになったよ。もうオープニングだけで30分かかってただろコレ。最近のゲームは何かってーとすぐムービーやらムダに凝った設定とかに頼るからな。中二のノリですかコノヤロー。少しは俺たちウィザードリィ世代を見習えっての」

「銀ちゃん、お店行くアルか?」

「あー、待て待て、その前に資金調達しねぇと。樽や壺の中とか、宝箱は見かけたらまず調べろ。タンスの引き出しとかもだぞ。こういうゲームの世界ってのは不法侵入とか器物損壊とか泥棒とかには滅多にならねぇからな」

「じゃあとりあえずここにある樽全部投げていいアルか?」

「そうだな」

「ほわっちゃァァァ!!」

「…オイ、」

「っ!?お前はッ!!」


[To Be Continued…]


(「えっ、ココで切るのかよ?」)

(「シリーズだからこんなモンでいいアルよ、次回がちょっと気になるぐらいがちょうどいいネ」)

(「つか、こんなグダグダを楽しみにする物好きなんているのかねぇ?」)


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