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銀の光(長編2)
3
オリジナルキャラがでてきます。
注意してください。



俺たちのクラスは二年b組。何故か、この銀魂高校では一年のクラスから三年のクラスまでずっとメンバーが同じとなっている。
ま、担任は変わるけどね!

クラスのメンバーは女子が俺、神楽、妙、九ちゃん、さっちゃん、ハム子、キャサリン、また子...,その他の四人はモブと考えてほしい。
よって女子は計12人だ。
男子は高杉、ヅラ、土方、沖田くん、
あ、ちなみにこの四人は何故か銀魂高校でイケメン四天王の呼ばれている。
まぁ、ルックスだけ見たらかなり整ってるもんなぁ。こいつら。
中身はマヨラーとか中二、バカ、ドエスと最悪だけどね。
そして、ジミーに近藤(ゴリラ)、新八、その他モブ7人だ。
よって男子は、計13人。
まぁ、全員気のいい奴等だ。こんな容姿の俺を綺麗と言ってくれるほどだから。←まぁ、銀ちゃんも物凄い美少女ですよ?by管理人


そんなメンバーが集う教室のドアに手をかけガラリと開ける。
ガヤガヤと中はやはり騒がしい。

すると、すぐさま沖田くんがこちらに飛んできた。

「おはようごぜぇます。姉御!」

と抱きついてきた。
おい、何げに胸に顔をつこっむなよ。

「おはよう、総一郎くん。」

「いや、姉御、総悟でさぁ。」

そんなやり取りをしていると、後ろから神楽が顔を出した。そして、あー!
と大声をあげる。

「お前なに銀ちゃんの胸に飛び込んでるアルか!どけヨ!銀ちゃんのでかパイは私のものネ!」

と沖田君にとびかかり俺から剥がそうとする。が、沖田くんも頑なに離れない。
いでででっ、これ抱きつかれている銀さんが痛いから。

「おい、俺の銀時から離れやがれ。殺されてぇのかァ。」

と高杉も乱入してきた。
いや、お前何げに恥ずかしいこと言わないでくんない?

「何やってんだ、お前ら。」

ギャアギャア騒いでいると、低い声がかかった。
声のした方向を見ればそこには目付きの悪い男が顔をしかめながら立っていた。

「あ、多串くん。おはよー!」

と笑えば

「多串じゃねぇ、土方だ。」

と睨まれた。おお、怖い怖い。
まあ、もともと目付きが悪いからね。

口喧嘩をしている三人からそそくさと逃げ、自分の席へと座る。
ちなみに席は一番後ろの窓側。
日当たりがよくて、よく眠くなる。
いや、不可抗力だからね?まぢで。
隣は高杉で前は神楽。神楽の隣はヅラだ。机の横にバッグをかけていたら、いつのまにか沖田くんが隣にいた。
びっくりするなぁ、もう。

「姉御〜、今日は天気も良いですし、外で弁当を一緒に喰いやせんか?
不本意で土方コノヤローもいやすが。」

「んー?外かぁ。たまにはいいかもねぇ。よし、いいよ。」

「本当ですかい!」

と目をキラキラさせて沖田くんが喜んだ。いつも、こんな可愛かったらいいのになぁ。なんて思う。

「サドばっかずるいネ!私も銀ちゃんと食べるアル!ネ!銀ちゃん?」

会話を聞いていたのか、神楽が食いついてきた。うん。と頷けばやったぁぁ!と喜んだ。

「あら、いいわね。私たちもいいかしら?」

とお妙たちも来たりして、結局は沖田くん、土方、ゴリ、ジミー、ヅラ、高杉、新八、神楽、お妙、さっちゃん、九ちゃん。このメンバーでお昼を食べる事になった。

それから、ワイワイ騒いでいると、
ガラガラと音をたてて担任が入ってきた。
「席つけー。」

と言いながら、教壇にたつ。
担任はまぁ、ごく一般の教師。けして、白髪頭のてんぱじゃないですからご安心を。

「今日も休みは居ないなー?」

と名簿に目を通しながらペラペラ話始める。

「あー、昨日言ったが、今日は転入生が来ている。入れー。」

と担任の合図でドアがガラリと空いた。生徒は皆、興味津々と言った様子で中には身を乗り出すやつまでいる。

「はい。」と言いながら入ってきたのは可愛らしい女の子。四天王以外の男子からおー!と感嘆の声が上がる。←四天王は女に人気がありすぎて女に興味がわかないみたいです。目はぱっちり二重で綺麗な顔立ちをしていた。髪の毛は黒髪ストレートでツインテールにされている。あー、ストレート羨ましすぎる。

「香取 愛子です。よろしくお願いしまぁす。」

と可愛らしい声が響く。その後から、
先生の「仲良くするだぞー。」という声が聞こえた。

声も可愛いーんだなぁ。とボーッと香取愛子を見ていたらパチっと目があった。
ニコっと微笑まれる。

「っつ!!」

ゾクッとなぜか悪寒がはしった。近づいてはいけない。
危険だと能が訴える。
こういう銀時の感は動物並みに鋭い。
さっと彼女から目をそらす。
冷や汗が止まらない。大丈夫、大丈夫と何かの間違いだ!と自身を落ち着かせる。

「大丈夫かぁ?」

息を荒くする銀時に気付いた高杉が心配そうに声をかけてきた。

「大丈夫・・・・・。」

となんとか答える。少しすると、呼吸も落ち着いた。
いったいなんだったんだろう?
香取愛子の席を見れば土方くんの隣だった。まあ、空いてる席は土方くんの隣しかなかったもんね。
「よろしくね。」と香取愛子が声をかけているのが聞こえた。
笑顔で言った香取愛子とは対照的に土方くんは短く「おう。」と無愛想に答えただけだった。
もっと愛想よくできないのか。と思ったが、ああ、アイツの頭の辞書には愛想という言葉は載っていなかったな。と思い出す。

担任の話を聞き流しながら、
はぁぁぁ。と溜め息をつく。
香取愛子には悪いけど、なるべく彼女には近づかないようにしようと決めた銀時であった。

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