銀の夢
チビ高杉!!ちょっとした続き
おまけ 声のみです。
プルルルル、プルルルル
ガチャ
『はい、もしもしぃ、なんじゃぁ?めずらしいのぅ、晋助。どうしたがか?』
「どうしたじゃねぇよ、もじゃ。
てめぇ、あの変なヤクルコのせいで大変だっただぜェ?」
『ほーか、ほーか。晋助ちゃんと飲んでくれたんじゃのぅ〜。
で、どうだったぜよ?子供に戻ってみて?』
「どうしたもこうも、武市の馬鹿には追いかけ回されるわ、途中、宇宙の喧嘩馬鹿が混ぜってきて船半分破壊されるわ、終いにはヒラヒラのメイド服を着せられて写真撮られまくるわで、ろくな事なかったぜェ。
てめぇ、次あった時、覚悟しとけよォ。」
『あはははっあはははっ、それは災難だったぜよ〜。』
「笑い事じゃなかったんだよ、こっちはなァ。あァ?まぢ、斬るぞ。」
『まぁまぁ、そんな怒るなきに〜。
実は、金時とヅラにも同じような物を送ったぜよ。金時には飴玉でヅラには、んマイ棒をのぅ。』
「それが、どうしたァ?」
『それがのぅ、ヅラは分からんが金時も子供に見事になったと連絡がきてのぅ。それで、様子見に行ったんじゃが、驚いたことに金時の奴ぅ、飴玉食い過ぎて3、4歳にぐらいになっててのぅ。そりゃぁ、まっこと可愛いかったぜよ。』
「……。」
『ん?おまん、聞いちょるがか?』
「おい、モジャ。その銀時の写真とか撮ってあるか?」
『勿論ぜよ!めんこい金時をこれでもかと撮ったからのぅ。』
「んじゃぁ、それ、今度あった時に斬られたくなかったら寄越せ。それで今回の件は不問にしといてやらァ。」
『あはははっあはははっ、了解ぜよ。流石の儂も斬られとうないからのぅ。それにしても、おまん。相変わらず金時の事、好きじゃのぅ。』
「るせぇっ、黙れ。」
『あはははっ、そう恥ずかしがるなきに〜ぃ。じゃあ、次あった時に金時の写真じゃな。
そんじゃぁ、そろそろ陸奥が長電話すると怒るきに。切るぜよ。』
「あァ、じゃあなァ辰馬。」
『さいならぜよ〜。』
ガチャ
ピーーピーーー
(晋助様が電話してるとこ初めて見たっす!めっちゃカッコ良い!)
襖の隙間から見てたまた子でありました。
終わり。
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