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BLACK!
act.7






「そういや劉夜。今日お前どこで風呂借りるんだ?」




山本さんは夕食を食べながら私に聞いてきた。









act.7








『今更ですか。あーまだ決めてませんねぇ・・・・つか、面倒』




「お前さぁ、もう少し女らしくしろよ」




ツナさんが呆れた顔をしながら私に言う。




しょうがないじゃん。前の仕事やってた時は任務が長くて2日間風呂に入れなかった時もあったし。てか、全てにおいて面倒なんだよね。




あーでも今までは凪に色々と世話になってたからね。




そろそろボンゴレで借りなきゃ。




『まぁ、浴びなきゃ汚いし・・・・山本さんか獄寺さん借りて良いですか?』




「ちょっと待ってよ。何で山本武と獄寺隼人の2人しか聞かないの?僕だって居るんだけど」




「そうですよ!!雲雀君の最後の言葉はどうでも良いですが僕も居るんですよ!?」




「劉夜、そこは【私に誰かシャワールーム使わせていただけませんか?】でしょ」




「そうだぞ。何で限定されてんだ」




『そんなもん決まってるじゃないですか。一番この中で山本さんと獄寺さんが安全だからです!!』




「何が安全なんだ?」




「(俺って男として見られてないのか・・・・?)」




つか、骸さんは論外だよね。絶対覗くってあの人。私の純潔が奪われるって。




「安全ね・・・・俺はナニもしないから安全だよ」




いやいやいや、そんなにっこり笑って言われると絶対安全じゃないって!!




「俺だってナニもしねーよ。ま、その時によるがな(ニヤリ)」




『スイマセン、何かスゴイ怖いんですけど!!』




リボーンさんに続き、雲雀さんや骸さんも安全安全と言ってくる。どこにそんな保証があるんですか。しかもリボーンさん何かはその時によるって言ったし!!




『てゆうか、私の部屋にもシャワールーム作って下さいよ!』




「ハァ?何で使用人のお前にシャワールーム作らなきゃならないんだよ」




ツナさんは冷淡と言う。




『差別じゃん!!シャワールームの1つくらい作ったって別に良いでしょう!?』




「俺がお前の為にボンゴレの金を使うのが癪に障るんだよ」




ど ん だ け 




『理不尽すぎます!!』




「知るか。つー事でお前はこれからもシャワールーム無しだから。借りたい奴を一人言え」




何コレ何コレ!!ドメスティックバイオレンスですか!!?DVですかぁぁぁ!!あ、でも暴力は受けてないや・・・。




『だから私は山本さんか獄寺さんに借りたいんです!!』




「よーし、あみだで決めるかー」




ツナさんはどこからともなくペンと紙を取り出しカリカリとあみだを書いていく。




『シカトですか。シカトって意外と傷付くんですよ!?泣いちゃいますよ私!!』




――チュイン




ギャァァァア!!あっ危ないじゃないですかリボーンさん!!私が元殺し屋じゃなかったら死んでますよ!!?』




「チッ外したか・・・。お前が五月蝿ぇからだろうが。泣きたいなら泣けばいいだろうが、あ゛あ゛?」




『申し訳ありませんでした。私が悪かったです。だから再び銃を構えないで下さい(土下座)』




マジすいませんでした、はい。だからその般若顔をお止め下さい。心臓の心拍数があり得ないほどヤバイですから!!




私がそう言うとリボーンさんは舌打ちしながらしぶしぶ閉まってくれた。




あー死ぬかと思った!!




「劉夜、出来たからこの中からどれか選んで」




ツナさんは私にあみだの紙を渡す。




『え、あ、はい』




さて、どれを選ぼうか?






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