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BLACK!
act.7F





『じゃぁ、6番目で・・・』




「クッフー!!僕ですね!!」





『・・・チェンジィィイ!!





何故よりによって骸さんなんだよォォォオ!!





神様はそんなに私の貞操を危機にさらしたいのか!!?





「チェンジは無しですよ!さぁ、僕等の愛の巣へ行きましょう!!」





ガシっと骸さんが私の腕を掴む。




にっ逃げ切れない・・・!!くそぅ!南国果実のくせに・・・!!




「行きますよ、劉夜vV」




――ズールズール




『いだだだだ!!腕がもげる!!離せ変態パイナポォォォオ!!!』










―骸の部屋―




『・・・』




「どうぞ」




そう言い、骸さんは私にタオルを差しだす。




何か骸さんが変・・・。いつもならすぐセクハラ的な事をするはずなのに・・・(されたらナイフをぶん投げるけどね☆)




『ありがとうございます。じゃぁ、入ってきますね』




私はバスルームへ向かった。




「クフフフ・・・さて、劉夜の着替えをアレに替えましょうか・・・」




骸はバスルームに置いてる劉夜の作業着をある【モノ】とすり替えた。




「クフフ、楽しみですね・・・クハハハハ!!」







一方、入浴中の劉夜は・・・。





『何であの人笑ってんだろう・・・』




つかあの人の笑い方って独特過ぎるよね。




あんな笑い方する人、100人に1人だよ。




『今気づいたけど、何故シャンプーとかボディソープの入れ物が全てパイナップルの形なんだろう・・・』




あの人絶対自分の髪型の事分かってるって!!気づいてるって!!





服がすり替えられている事を知るよしもなかったのだった。





――ガチャ





『はぁ、良いお湯だった〜』




さて、着替えますか!




私は作業着に着替えようとした。




『な、何じゃこりゃぁぁぁあ!!




作業着はなく、そこには【メイド服】が置いてあった。




『私の作業着は!?つかこれ着ろと!?このやたらとフリフリした丈が短いこれを!?』



あんのクソパイナップルヘアーがァァァア!!!




『あーもうこれ着たらぶん殴って作業着取り返すしかない!!』




私は腹を括ってやたらとフリフリしたメイド服を着ることにした。




――バンッ!!




「おや、出ましたか劉夜!!」




骸さんが私に抱きつく。




『・・・』




「クフフ、やはり似合いますねメイド服!!」




『・・・』




「劉夜、どうかしましたか?」




骸さんが私の顔を覗き込む。




『どうかしましたかじゃねんだよォォ!!』





――ドゴォォオ!!





「グハァ!!」




私は骸さんにアッパーカットをした。




『テメェ勝手に人の服すり替えんじゃねぇよこのクソパイナップルが』




私はそう言い、倒れた骸さんを踏みつける。




「グフン!!痛いですよ劉夜!!」




『だから何です?もっと踏んであげますよ』




私は足に力を入れる。




「グハッ!!あ、でも劉夜の生足が拝められますね!!」




骸さんが私の足を舐めるように見る。




『Σヒィッ!!!死ねェエ南国変態果実ゥゥゥウ!!!




ドガンバキィドゴン!!!




私は無我夢中で骸さんを殴った。




言っとくけど正当防衛だよ!!?




『さようなら!!』




その言葉を最後に私は骸さんの部屋から出た。




絶対1週間口聞いてやらない!!






なんかもうめちゃくちゃな感じ(笑)










act.7F【骸編】END


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