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BLACK!
act.7E




『じゃぁ、5番目で・・・』





「げっ俺かよ・・・」







最 高 ! !








『宜しくお願いしますね!獄寺さん!!』




「ああ。さっさと行くぞ」




『はい!』




私達は獄寺さんの部屋へ向かった。











―獄寺の部屋―





「おら、入ってこい」




『じゃぁ、早速お借りします』




私はタオルを持ってバスルームへ向かった。




『うはー広いな!!』





ずるいぞ!!不公平だ!差別だ!!




私にだって作ってくれても良いのにさ!




半ば怒りながら私は体と頭を洗った。





『獄寺さーん出ましたよー』




私がバスルームから出ると獄寺さんは何やら書類まとめをしていた。




『獄寺さーん?』




私は背後から獄寺さんの肩からぬっと顔を出す。




「Σうおっ!?いきなり顔出すんじゃねー!!」




『(無視)何してんですか?』




「Σ無視かよ!!任務の書類まとめだ」




『へぇ、お疲れ様です。珈琲飲みます?』




「ああ。悪いな。あ」




『何ですか?ぎゃ!』




「ちゃんと髪を拭け!」




そう言い、獄寺さんはガシガシと私の髪を乱暴に拭く。




『イタタタ!!もうちょっと優しく拭いて下さい!!』




「うるせぇ!大人しく拭かれてろ!」




そう言われ私は黙って拭かれる。



何か獄寺さんって母親みたいだ。まぁ、母親がどんなのか知らないけどね・・・。




「おらよ」




『ありごとうございます。獄寺さんって母親みたいですよね』




「はぁ?俺は男だぞ?」




『知ってますよ。ただ世話焼きなところが母親っぽいな〜と思ったんです。まぁ、母親がどんなのか分かりませんがね』




私は苦笑しながら言った。




「・・・俺は別に母親になってやってもいいぞ」




『はい?』




今の聞き間違いだよね!?あの獄寺さんがそんなこと言うはずないし!!




「だから!お前が俺に母親代わりになって欲しいんだったらなってやるって言ってんだよ!!」




獄寺さんは顔を赤くしながら言った。




『良いんですか・・・?』




「おう」




獄寺さんは目を逸らしながら返事をする。

絶対獄寺さんってツンデレだよね!!




『では早速・・・おっお母さん?』




「なっ何だ?」




『いっいえ呼んだだけです・・・』




「そっそうか・・・」






暫くこんなやり取りが続いたらしい(笑)









act.7【獄寺編】END


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あきゅろす。
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