BLACK!
act.7D
『じゃぁ、4番目で・・・』
「俺だな」
最 悪 だ ! !
『いやいやいや、嘘だって!!』
そう言い、私はもう一度あみだが書かれた紙を見る。
『・・・・(汗)』
「やっぱり俺だな(ニヤリ)」
誰か嘘だと言ってくれェェェェエ!!(泣)
「さぁ、逝くぞ(ニッコリ)」
私が逃げ出そうとしたらリボーンさんがガッシリと私の首根っこを掴み、ズルズルと私を引き摺りながら自室へと向かう。
『グェ!!ちょっ首じま゛る゛ぅぅぅ!!そして変換違ェェエ』
―リボーンの部屋―
「ほら、魂戻せ」
『ぐぁ!!』
――ゴインッ
パッと掴んでいた私の首をリボーンさんが放す。ちょっ頭激打したんだけど!!絶対タンコブ出来てるってコレ!!ゴインっていったし!!
『もうちょっと優しくできないんですか!リボーンさん!!』
「出来ねぇな。つか早くシャワー浴びて来い。俺が入れねぇだろうが」
しれっと煙草を吸いながらリボーンさんが言う。
『はいはい、分かりましたよ!!今すぐ入るんでタオル貸してください!!』
私はリボーンさんに手を差し出す。
「・・・お前馬鹿だろ」
『は?うわ!!?』
差し出した手をリボーンさんに引っ張られ、視界が反転した。
あー天井が見えるー・・・。
『質問です。何で私は寝ころんでいるんでしょう?』
「それは俺がお前を押し倒したからだ」
ああ、だから天井が見えるのか!
「お前分かってんのか?ここは俺の部屋だぞ」
『知ってますよ。リボーンさんの部屋だって』
「分かってねぇじゃねぇか。俺の部屋イコール男の部屋だ」
『?言ってる意味が分からないんですけど』
そう言うとリボーンさんが溜息をつきながら私の上から退いた。
「はぁ、もう良い。さっさとシャワー浴びてこい」
リボーンさんは私にタオルを渡す。
『あ、はい。じゃ、お借りします』
私がそう言うとリボーンさんは銃を整備し始めた。
『さっきのアレ、何だったんだろう?』
何であんな事リボーンさんは言ったのだろうか・・・?
疎い劉夜であった。
act.7D【リボーン編】END
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