リリカルなのは〜鏡の中のあなたへ〜
対峙13
『警告、魔力反応感知』
うが!?
ひどい頭痛で叩き起こされると隣で寝ていたなのはちゃんが飛び起き、急いで着替えはじめる。
ユーノ君は明後日の方向を向いて落ち着かない様子。
…何やってるんだろう?
「…なのはちゃん、お出かけ?」
「にゃ!?」
着替え終わったなのはちゃんに声をかけると猫みたいな反応を返してくれる。
ん、可愛い♪
「あの宝石捜すの?手伝おうか?」
「え!?えと…」
(ユーノ君、どうしよう?)
(いいと思うよ。前なのはを助けてくれたときも凄かったし…きっと力になってくれるよ!)
(そうだよね、よし…)
なのはちゃんとユーノ君が念話でないしょ話…
もしかして、念話って普通聞こえないのかな?
ちょっと複雑…
「えと…ユリシスちゃん、手伝って貰っていい?」
「もちろん!よろしくね、お姉ちゃん♪」
パジャマのまま外へ出て、バリアジャケットを展開、普段着をコピーっと…
「さあ、行こうか。って…なのはちゃん?」
「えへへ、お姉ちゃん♪」
「ちょ!?なのは!?なのはー!?」
くねくねしてるね、なのはちゃん…
「…てへっ☆失敗♪」
「どーすんのさ、これ…」
さて、どうしよう…
とりあえず…持ってく?
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