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リリカルなのは〜鏡の中のあなたへ〜
学校10
すずかとなのはが漫才をしている。

多分すずかが私を気遣ってくれてるんだと思うんだけど、そうやって思ってくれるというのは少し、こそばゆい気もする。

当然、嬉しくはあるのだが。

掛け合いを笑ってみているとユリシスが私を見て嬉しそうに微笑んだ。

可愛いじゃない。



・・・・っは!?

一瞬見惚れてしまって、急に顔に血が集まってくるのが分かる。

赤い顔を見られるのが恥ずかしくて横を向く。

不思議そうに首を傾げるユリシス。

・・・だからそういう仕草やめなさいよ!

私はノーマルよ!

ノーマルなんだからね!?





・・・そんなことをしていたら昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴ってしまった。

まだお弁当が半分近く残っていて、急いでかきこむ羽目になったのはまったくの余談である。

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あきゅろす。
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