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テキトー、ときどきイッショーケンメー
甘い、甘い父さんことボンゴレボス。

時は変わって夜。

父さんと一緒に食事中だ。

『私』のときもそうお目にかかれなかった料理がずらりと並んでいる。


「スクアーロ君とは仲良くなれたかい?」

「仲良く・・・っていうより、その・・・」

「どうしたんだい?」

「・・・・・・スクアーロ、俺の部下になった」

「・・・部下?」

「部下」


そう言って目の前にあったサラダを口に運ぶ。

・・・美味しい。


「そうか、やっぱりそうなったのか」

「・・・は?」

「最初からそんな気がしててね。会わせて正解だったよ。さすが私の娘」

「・・・・・・」


超直感?てゆーか、いいのかそれで。

あ、そうだ。あれも、言っておこう。


「・・・父さん。ちょっと、欲しい物があるんだけど」

「何だい?」

「パソコンと、金庫。それと武器」

「分かったよ。武器は武器庫にいけばたくさんある。そこから好きな分だけ持って行きなさい」

「いいのかそんなんで」


思わずつっこんでしまう。

甘い、甘いよ父さん。


「いいんだよ。可愛いアンリからのお願いだからね。パソコンと金庫は明日になるけれど・・・」

「それでいい。ありがとう、父さん」


パソコンは情報収集のために、金庫はパソコンや武器をしまうために。武器は・・・わかるだろう。

てゆーか、甘いよ父さん。

いいのかボンゴレボスがそれで。





[*モドル][ススム#]
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あきゅろす。
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