空の小説
一つしか知らない君の顔。(佐久鬼)
俺は君の顔を一つしか知らない。厳しくて、勝負の勝ちだけを見ている顔。
佐「なぁ、鬼道。」
鬼「なんだ？」
佐「笑って…みてくれ。」
鬼「…？いきなりなんだ…？」
佐「お願い。」
鬼「…」(にへらっ)
佐「…可愛いよ？なんでいつも笑わないんだ？」
鬼「かっ…！？///」
佐「俺、鬼道の笑った顔初めて見た。いつも笑ってたら可愛いのに。」
鬼「可愛い…！？///」
佐「照れた顔も、初めてみた。」
…ーchuー…
鬼「っなあぁっ！？///」
佐「俺、鬼道のこともっと知りたい(ニコッ)」
鬼「佐久間…っ？」
佐「好き、だ。」
鬼「え…でも」
佐「好きなんだ。男同士だけど、それでも。」
鬼「俺も、だよ。」
佐「っえ！？」
鬼「俺はいつも厳しく目をつりあげてリーダーらしくしてろって総帥に言われてたけど、佐久間、お前の前だと自然と本当の自分になれる。」
佐「鬼道…」
鬼「俺と、付き合ってみないか？」
佐「あ…うん」(ニコッ)
…ーendー…
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