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Slaughter Game(外村駒也)
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「……それでは、諸君の健闘を祈る」
 ユウタは既に暗くなった画面を、ぼうっと見つめていた。
(意味が判らない。そもそも自分は何故ここにいる。ここはどこなんだ。)
 彼の頭には、そういった考えが張り巡らされた。だが、それ以上に、ユウタを震撼させたのは、今から起こるであろう地獄の想像であった。いや、想像では済まない。紛れもなく事実となるのだろう。
 彼が巻き込まれた事件は、後の人にこう呼ばれている。特殊娯楽型大量虐殺事件、通称Slaughter Game……


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あきゅろす。
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