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残る爪痕 血脈の果て (薩摩和菓子)完
ネタバレ有りバージョン 「散らかり過ぎた遊び場」(丁寧語略)
アラシュ=マーセナル―名前は阿修羅の並び替え。名字は傭兵mercenaryの語尾変形。アラシュは私生児なので、名字は暫定的に職業名を名乗っているという設定。アーリュエンは逃げるrunを一字づつアルファベット読みしたもの。

ダクラ=ニルシュト(=リリー)―名前は百済の並び替え。偽名の名字は百合lily

ホルドレル=オーヴァワク―名前は「ノメイル外交の最後の砦」というつもりで持ちこたえるhold。名字は過労overwork。

ギロン―交渉=議論。ギロリと睨み付けるイメージ。まとめて変換する度に漢字の方が出てしまったので、作者は大変でした。

スペクタ―目撃者spectator+幽霊specter。「ラテン語で『見る』はspectoの筈」という作者の早とちりのせいで、『目撃者』の意が分かりづらくなってしまった。

ハイルド―隠れるhide+迎えられたbe hailed。

コラージュ―[フcollage]シュールレアリズム美術の一手法。油絵・デッサンに切り抜いた新聞・広告・写真などを張り付け、筆を加えて画面を構成する(新明解国語辞典第四版)。庵野秀明がこの言葉を、過去自分の見た作品を寄せ集めることでしか「創作」されない自身の作品に対して使っていたのがあまりにも印象に残っているために、ついついキャラの名前に使ってしまった。忙しい夏休み中にエヴァをほぼ全編見てしまった後遺症。

ツルキ―「ノメイル国内にある神器の名称は古代ノメイル語であり、それは極東の国(要は日本)で使われている言語と少なからず一致する」、というご都合主義的、かつ安直な設定による。友人の意見があったので、「鶴輝」をカタカナ表記したという解釈も可。あまり名称の説明を本文内ではしたくなかったというのもある。

オディナ―普通なordinary。キャラ立ちのしようがあまりにも無いので。

トレラテ―黙認するtolerate。ニルシュトは何でも勝手に一人で行動してしまうので、いちいちその理由を尋ねていられないから。

ガゼル―実在する動物の名前でトムソンガゼルというのがある。ネット歌手で「ガゼル」というハンドルネームを使っている人がいたのが印象的で、「きっと創作の語感だろう」と思ったまま、本作品の原案を書いている間は実在することを思い出せなかった。作者が本作品において犯した一番大きな失態である。

ガロレイド―ガリレオを並び替え+α

シルドヴァイエル、ニルシュト―執筆時に偶然、食べていた大福の餡子の中に入っていたのを作者が見つけた。

ミュールド―(作者の好きな)ムール貝+静かなmute

レトフランシェ―紺碧の頭から、空気を伝達せずに直接届いた。私も気に入っているので、彼には深く感謝する。

サクス―サクソン人の象徴とも言える武器、サクラマサクスの略。あまりに縁があり過ぎて、どちらがどちらの語源か判明していない。相手を甲冑ごと叩き切る事を目的とされた剣。腹を相手に向ける事で銃やクロスボーも防げる盾としても使えるという設定。これを獲物としている為、それを自分の呼び名にした、という設定。じゃあ友人が死ぬまで何て呼んでいたか、という質問は無し。性格自体は擬人化済みドイツっぽくしようとしたが、そんな事出来なかった。

ベルゼバブ―聖書に登場する蝿の王。元々は豊穣を司るバールゼブルという神だった。あるゲームで、死んでも死なないという驚異の再生力を持つ血の事を「最強の群体」と称していたのを見て。

人狼―狼男を格好良く言ってみた。一時的に莫大な力を発揮する事から。

アンドレ―ヨーロッパ風の男性の名前。夏目漱石の「こころ」にこの名前が彫ってある墓標があった。徹夜だったので、ネーミングセンスがここから死ぬ。

テラ―情報量の単位で最大のはテラだっけ。

エレ―フランス語で彼女。いない歴が競われる方では無い。

ノウ―知る。何をだ。あるゲームの二人いる主人公の内の一人で、もう片方が超人的に強いのに対し、こいつはすごく弱い。ただ意志は強いため、最終的に強くなる。そんなキャラの名前。話の流れにそぐわなかったので書かなかったが、手先は器用だが体力は人並で、力中心のガゼル社会が嫌いだった為人間社会で暮らした。

己―armsという漫画で人格のある兵器が幾つか出てくるんだけど、性格はいろいろなのに一人称は皆「己」だった。分かりづらいが、テラとミュールド(第一関節の設定が出来てなかった前編除く)の一人称。

少女―あえて名前は付けない。別に最後をシンクロさせる為では無く、二人しかいない時に付ける方がおかしかった為。そもそも二人に名前の概念が無かった。

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あきゅろす。
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