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北大陸の地理
地名
 ランマストギル地方に代表されるネーズル王国北部の地名についてまとめる。表記はワ・テクスを使用する。

 ・ギル(岬)  王国本土最北の地である。ここに限らず、王国の海岸の大半は切り立った荒々しい海蝕崖によって構成されている。常に霧が発生し続けることで有名で、オブ海峡と並ぶ海の難所としても知られる。この岬は、ランマストギル地方の現首府である同名のギルという町に名前が由来する。
 ・ローグル(半島)  ランマストギル地方の東側に面するローゲスト海を構成する。半島自体は角のある竜のような形状をしている。オブ海峡を挟んでノメイル領のアンドル諸島に対峙する。付け根にこれもまた同名のローグルという町が存在する。オブ海峡では毎月一定の間隔で大きな渦が発生するため観測所が設置され、警報がそこから出されている。
 ・デル(島)  首府ギルから西に約100km程の所に浮かぶ小島。住民は30人に満たないが、以前は栄えていたという伝承が近辺に残っており、考古学上重要な遺跡が島内に残っている。
 ・ゴズ(山地)  ランマストギル地方の中央部に位置する。王国の一連の山地群の北端で、平均標高はそれ程高くなく、沼地が多い。南側の麓にはゴズ、東側の麓にはオンの町がある。
 ・ストネーム(川)  ネーズル王国を代表する河川で、急流である。同地方とボロカニルトム地方の境を成している。下流付近は流れの速さは多少緩やかになるが、川幅が大きく広がり非常に渡りにくい。一応橋が架けられているが、上流で大雨が降るとすぐに流されてしまうためギルとロバースを繋ぐ街道は不通になりがちである。
 ・ギル(都市)  小さな湾に面するランマストギル地方最大の小都市。この地方の首府であり、中枢を果たしている。ギルからはロバースを通過してボレイゲンに至る街道と、オンを通り過ぎて南側のロントに至る山道が延びているが、後者の山道は現在では急ぐ必要のある役人以外は殆ど使用しないために荒れ果てており、しばしば山賊が出没する。
 ・レアパス(都市)  同地方とレストロイジン地方の境近くに位置する小さな漁村。レストロイジン地方への窓口とも成り得るが、一切の需要がないために近年は寂れている。

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