プロローグ 〜孫策〜
「おりゃあああッ!」
「ごッ!」
門番を一撃で昏倒させた。
「――だぁれの胸がないですって……やった、門番たおせた!」
胸が苦しいフリをして、入ってきたトコロを倒そうと思ったけど、この門番、なんて言ったと思う?
「胸? そんなモンないだろうに」
ですって!
思わず、格子越しに門番にケリを入れたら、これが当たってしまった。
ブイサインをしながら、昏倒した門番からカギを奪い、牢屋を開けた。
わたしは孫策。
自由を愛する戦士。
牢屋なんて、わたしに合わない。
“さあ、これから始まる。わたしの物語!”
だが、脱走したものの、あっさり捕まった。
「だぁしてぇ〜〜!!!」
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