闇への道標
道標 G
だからな」
「死んだ? 殺されたってかぁ?」
「ああ、そうだ。同じ神側の黄金竜にな」
彼は自嘲気味に笑い、その先を続けた。
「――ヤツ等にとって、俺達は異端らしいからな」
男は興味ないのか、ふ〜ん、と言ったきり黙ってしまった。
「……アンタも俺を殺すんだろ?」
ぴくんっ、と眉が動いた気がするが、どうせ、気のせいだろう。
「なぜ、そう思う?」
ぽつり、と言われた言葉に、彼は笑いながら、
「最近、なぜか、魔族にも狙われててな。さ
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