真夏日の憂鬱[サスケ/下忍]
暑い暑い真夏日に
一人部屋でぐったりする金髪
そこにガチャリとドアの開く音
「…ナルトー、お邪魔しまーす」
「……フン…邪魔するぞ」
「………………」
「うわっ!ちょ、ナルトしっかりして!!!」
「このドベが…」
――――――
――――
――
―
「くぅ〜っ!生き返るってばよ!」
「…まさかほんとに死んでるとはな…ウスラトンカチが」
「アイス持ってきて正解だったね、サスケ(笑)」
「ったく…」
「あたし飲み物入れてくるね!キッチン借りるよ、ナルト」
「さんきゅーな、名前!…ん?でもなんでアイス持ってきてくれたんだってば?」
「……なんでだと?」
ガッとナルトの胸倉を掴む
「さ、サスケ…?(汗)」
「ほんとなら今ごろ名前と楽しく過ごしていたんだぞ…?けどな」
「けど…?(汗)」
『いやー、今日ほんとに暑いね;』
『そうだな…(俺はお前といれれば暑かろうが、寒かろうがかまわねぇがな)』
『これだけ暑いとクーラーない家って死んじゃうんじゃない?(笑)』
『かもな、でもそんなの俺達が知ったこっちゃ『ああああああ!!!!』?!な、なんだよ』
『ナルトの家ってクーラーないんじゃなかったっけ?!』
『……大丈夫だろ…あいつなら…(まさか…)』
『ちょ、アイス持ってナルトん家行こ、サスケ』
『は?お前何言って…』
『サスケは仲間が心配じゃないの…?』
『う……(上目遣いでこっちを見るなぁああ!!!!可愛すぎる…!!)』
『よし、そうと決まればレッツゴー!』
『お、おい、名前…』
「で、アイスを買ってここまで来た訳だ……お前のせいで俺の貴重な(イチャつく)時間が台なしだ(ギラ)」
「さささささ、サスケ目がこえぇってばよぉ!!!(しかもそれ八つ当たりだし!)」
「何してんのよ、サスケ」
「名前…チッ」
ぱっと掴んでいた胸倉から手を離す
「ゲホッ…た、助かった……」
「大丈夫?ナルト;はい、さっき買って来た麦茶!」
「ありがとだってばよぉ…名前はほんと優しいな、誰かさんと違って」
「褒めてもなんも出ないよ(笑)」
「(イラ…)帰るぞ、名前」
「え、ちょ、待ってよ、サスケ」
バタン
「もう…なんなの…ごめんね、ナルト;また明日」
「うん、また明日…今日はありがとな」
「ふふっ、バイバイ」
ガチャリ
「……………ふぅ」
嵐が去って行ったようだ…(苦笑)
外からサスケの声がして窓から外を覗く
あ、サスケが名前の頭肩に乗せた…くっそー…イチャイチャしやがって…
「…名前も苦労人だってばね」
あのサスケの独占欲の強さには参るってばよ
真夏日の憂鬱
(なんでそんな機嫌悪いの?サスケ)
(……別に(俺カッコ悪…))
(…今からサスケん家行こうかな^^)
(な、名前、お前///)
(読みたい巻物もあるしねーvv)
((そういうことか………))
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