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居眠り。



うとうと…
うとうと……



がったーん!!!!



「のわわわわっ!!!!」


「おおおいっ日向!おまえ今寝てたなー!!!」


「ね、寝てないっ」


「じゃあなんだその顔についてる跡は!!」


「いやー最近肌の張りが悪くてねー…」


「はい。これ今日のおまえせ・ん・よ・うの課題な」


「えー!!やーだー!!直ちゃんはそんなんだからちびっこなんだ」


「ちびは関係ないだろーっ!!!おまえだってちびっこなくせにーっ!!!」


「しかも今の時間自習じゃん!自習監督の直ちゃんが勝手に授業始めたんでしょ!!」


「なんだとー!楽しいだろうが!!」

「大体、直ちゃんだって保健室で寝て琥太にぃの大事な書類よだれで汚して怒られたくせにー!!」


「うわあああっ!!そ、それを言うなっ!!!」


「あとー…」


「すみませんでした、すみませんでした!!課題取り消すからっ」


「ふたご座ランチ」


「は!?お、おまえ調子に……」


「琥太にぃの椅子壊したの直ちゃんだってバラしちゃ……」


「お、おーう!!お昼楽しみにしとけよ日向!!」


「おっさっすが直ちゃん!!」



教室中爆笑。



「おまえやるなー」


「へへへー」


「俺も使ってみるかなー」


「おっじゃあタカに直ちゃんの秘密教えてあげよう!」


「しししっこれで昼飯代が浮くぜ!」


「ばっか!日向しゃべるなって!!犬飼に教えたら白鳥たちもまねしてくるし、うちのクラスの連中も…」


「いーじゃないですか、陽日せんせーい」


「だーめだ、だめだー!」


「んじゃまた後でね隆文」


「おう」




り。
(((((直獅ーっ)))))(うおっ粟田達!!)(日向に直獅がおごってもらうって聞いたから俺達もーって)(なっ!!ダメだ!!)(直ちゃんセンセずるいー!朝罠にかかったじゃないか!!)(あ……)(そーだぞ直ちゃん!)(お、おにぎり!おにぎりで勘弁してくれ!!)(はははっ土下座してるよ)(直ちゃん、あたしはふたご座ランチでしょ??わかってるよね??)
 
 
 
 

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