10 「HA!何落ち込んでやがるんだ、くだらねぇ…」 それまで黙って話を聞いていた政宗が、呆れて口を開く。 「まぁ、確かに片倉センセと出来上がっちゃってるダンナには、関係ない話だけどねー」 佐助が、顔をニヤつかせながら、政宗をからかう。 「!」 「確かに独眼竜には無用だったな。こりゃ失敬」 「!!」 「流石、政宗殿でござる!このような話でも、余裕の発言をされるとは!」 「!ッッ!分かった!協力すれば良いんだろ!?」 三方向から責め立てられ、政宗は、顔を真っ赤にして怒鳴りつけた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |