こねた
最狂マッドサイエンティストさんが学園BASARA界にログインしました。（佐助）
マッドサイエンティストさんが学園BASARA界にログインしました。
「キエエエエエッ！きたきたきたきたきたきたきーたーぜえぇい！秋人様の時代があぁぁぁッ！ひゃひゃひゃひゃァアアイヤーッ！見ろやこの被験体の山、山、やぁまぁぁアアアッハッハッヒャヒャヒャッ」
「え、ちょ、どっから湧いて来たこの変人」
「と、冷静にいちごミルクのパックに差したストローから、その薄く整った形の駄菓子菓子全体的みると猿みたいな口を放して、猿飛佐助という名を持つ、秋人様が行う偉大なる実験の栄えある第１号被害s…被験者はツッコミを入れたぁ！」
突如、佐助の目の前に何の前触れもなく現れた変人はそんな風に佐助の様子を語り、着ている白衣から緑色の液体を滴らせながら一歩ずつ佐助の居る方へとにじり寄る！
当然佐助は逃げた！
ここは戦国時代ではないのだ！
多少人間ばなれしまくっている生徒及び教師が集うこの学園とはいえ、此処までぶっ飛んだ人間は存在していなかった！此処まで人語が通じなさそうな生物は存在しなかった！
（こりゃ逃げるしか無いよ俺様！っていうか何あの緑色の液体！白衣の内側からドバドバ出てんだけど！？その癖白衣の表は多少返り血が着いてるくらいで綺麗だし……って返り血！？返り血着いてるよアイツ！）
「新聞部とサッカー部の掛け持ちで鍛え上げた自慢の俊足で逃げる佐助駄菓子菓子、トリッパーたる秋人様の科学の前にそんな物通じるはずもナァァァシィィィッ！」
必死に逃げたはずの佐助の前に先程同様前触れ無しに現れた秋人がガラス瓶に入った黒い液体をぶちまける！
するとその瞬間、黒い液体はまるで意思を持った生き物のように佐助に纏わり付いた！
「っへ、……ぎゃぁぁ、ぐぅ、むがッ、アッ――」
そして液体はグチャグチャと水音を立てながら、佐助の全身の穴という穴から佐助の体内へと侵入していく！
「あっ、ふぁっ、だ、駄目、やめ、はぁっ、あっ、やだ、入ってくるーッ！！」
「ヒャヒャヒャヒャ、さーてどーれくらい効ー果が出ーるかなぁー、……あ、面倒だし次の試作品も一緒にぶっかけちゃう？ぶっかけちゃう？ヤダァ、秋人様ったら、て・ん・さ・い！」
何やらノリノリの秋人は懐から黄色い粉の入った試験管を取り出すとそれを佐助に無理矢理飲ませた！
それと同時に今まで以上に佐助は身体を激しくくねらせる！
「ガフッ……あ、あ、あ〜〜〜ッ！い、痛、づッ、が、あぁっ、はっ、も、やだやだやめてぇ……」
「全身を隈無く余すこと無く黒いブツに侵されながら、佐助は苦悶の表情で唾液の混じった黄色い液体を口の端から零す！おまけに涙目！――ってコレ腐女子が見たらちょー悦ぶんじゃね！？秋人様ったらうかつ！カメラなんて前時代の遺物だとか言わずに持っとけば、儲かったのにぃー」
激痛に悶える佐助を足蹴にしながら秋人は再び先程と同じ試験管を取り出す！
「キエエエエエィ！こうなったのも佐助のせいだい、きいろくんの量を増やしてやるぜぇ！気を楽にしなァア！」
「ギャァァガアアアアア！」
「あらら、佐助君、かっわいそーう」
黄色い粉を再び飲まされたことで涙目どころかマジ泣きしている佐助の体内に、５リットル程あった黒い液体が全て侵入を果たす！
それから程なくして佐助はピタリと動きを止めた！
「およ？死んだ？死体になりたかったの？そんなに秋人様に解剖されたいのかぁ！と、叫びながら秋人様は佐助の生死を確かめるために、寝転ぶ佐助をサッカーボールにして遊んだ！」
秋人自身が宣言したように佐助の身体が足先で弄ばれる！
すると死んだかに見えた佐助が突然正座した！
「おっそよー！佐助ェ！どうだ？秋人様の偉大なる実験結果は？ヒャヒャヒャ」
「……なんだか俺様、あんまり記憶無いんだけどさ……、アンタ、秋人って言うの？ねぇ、アンタが良かったらなんだけど……秋人様って呼んでも……イイ？」
そんなとんでもないことを言いはじめた佐助の目は虚ろだ！
「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ効いーいてる効いてるぅ！こうかはばつぐんだ！モチいいぜぇ佐助！秋人様って呼びなぁ！アッハッハッヒャヒャ」
どうやら佐助の様子がおかしいのはやっぱり秋人のせいらしい！
更に佐助は秋人に四つん這いで擦り寄るとギュウッと足に顔を押し付ける！
そして言った！
「秋人様ぁ、俺様のこと……めちゃくちゃにシて？」
さっきめちゃくちゃにされておいてこの台詞である！それにキャラもめちゃくちゃにされている！
「アッハッハッヒャヒャ！きいろくんもちゃんと効いてんなぁ！いいぜいいぜぇめちゃくちゃにグチャグチャにしてやるから放課後俺の地下室に来なァ！俺の自信作のゲログチャカトリーナちゃんと遊ばせてやるよ！」
こうした経緯でめちゃくちゃにされる生徒及び教師が相次いで出て、かつて天下最強だった学園は秋人の支配下に落ちたのだった！
完！！
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