またべえと俺。
出会いは突然に
玄関前に、なにかが落ちていた。
「なんだこいつ。……トカゲ?」
\ぎぃいい!/
「うおっ、鳴いた」
\ぎぎぃ!/
「可愛くねぇ鳴き声」
\しょけい!/
「えっ、今喋った!?」
慌てて周りを見回すが、辺りには俺とこいつしかいない。
「……マジか。すげぇな。お前、名前は何て言うの?」
\またべえさま!/
「またべえか」
\またべえさま!!/
「……なに、様をつけろってこと?ヤダよ」
\しょけい!しょけい!/
「なにこいつこわい」
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