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10 NOvEL 05
痛みも快感。 R-18 (※かなり?SMです。ご注意ください)





目が覚める。
鋭い痛み。


開眼と共に入ってきた、黒。
それが目隠しのためのアイマスクだと悟るのに数秒時間を要した。
両手は天高く吊るされ、身動きの取れない状態。体感的に全裸だろう。


『ここ、何処だ?』


声にだしてみる


『俺ん家だよ』


少し離れた場所から返ってきた、訊き慣れすぎた声。
銀時の声だ。


『てめっ・・・何して、やがる!・・・っ・・』


胸からくる鋭い痛みに耐えながら、向かいに居るであろう男に怒鳴りつける。
しかし、それが銀時の癪に障ったのか、空気が変わるのがわかる。


『おまえ、よくこの状況で食って掛かるような態度取れるよな。今何されてるかわかる?』


近づく足音。
銀時とともに、恐怖まで近づいてくる。何故だ。


『痛ェだろ。ここ、真っ赤だもんな。』


そう云って俺の胸の突起に触れる。

ちりん、という涼しい音と共に、体中に走る激痛。


『ぅ、ぁあッ!!・・・痛っ・・・』


思わず声が上がる。
痛い、痛い。身体の自由を奪われているため、身を捩ることしか出来ない。


『わかる?洗濯ばさみ。先に鈴付けてんの。可愛いよ、土方』

『ふ、ざけ・・・ひ、ぐっ、う・・・』


抵抗する言葉も途中で遮られて、露になっているモノを踏みつけられ、痛みが襲う。

胸と股間からくる激痛に、涙が出る。痛い。このまま気を無くしたくなるほどに。
だが、その痛みとは裏腹に、俺のモノは徐々に質量を持ち始める。


『な・・・んでッ・・・』


嗚咽まじりに漸くでた一言


『「何で」も何も、痛いのが気持ちいいんだろ?ったく、土方はとんだドM野郎なんだな』


嘲笑うような、罵りの言葉。そんな言葉を受けても萎えることなく質量を増す。
銀時に足蹴にされたままに。


『ドM、じゃ・・・ね・・・』

『じゃあ何でこんなにここ大きくして、涎たらしてんだ、よっ!!』

『い”っ・・あ”っぁ・・・』


その瞬間、強くモノを蹴られ、身体が揺れる。
股間からの痛みも、乳首からの痛みも、確かに痛いと感じるのだが、すぐに快感へと昇華されてしまう。


認めたくない。痛みが快感に繋がるなんて。
だが身体は正直で、大きくなったそこからは快楽の証拠である淫猥な汁がとめどなく溢れているのがわかる。


『はっ。そんなにイイの?じゃあここ、重り増やそうか』


そう云うと銀時は、徐に乳首についている洗濯ばさみを外す。
慣れはじめた痛みから解放されたのも束の間。またすぐに胸に取り付けられたそれは重りが付けられたようで、重力に従い、床に向かいぐんと垂れる。


『あ”ぁぁぁあ”あッ・・・・!!!』


緩慢になりつつあった痛みが、更に上をいく痛みにかわると同時に、俺は果てた。
生ぬるい白濁液、脈打つ俺自身が憎らしい。


『い・・・やぁ・・何、で・・・ッい・・・』
『何で、こんな・・こと・・・ふっ・・・』


涙でぼろぼろになりながら、銀時に問う。
何故・・・。
俺は何かしただろうか?
こいつの機嫌を損ねるようなことを。


しかし、思っていたような返事は返ってこず、俺は驚愕した。



『何で?土方の苦痛に歪む顔が見たいからに決まってんじゃん。他に理由いる?』



・・・嗚呼そうか。こいつはそういう男なのか。と、俺は悟った。



『だって可愛くて可愛くて、愛おしくて愛おしくて堪らない土方が、普段人に見せたことのない表情つったら、それしかないじゃん?俺が知らない部分があるのは、嫌なんだよ』


そう云いながら俺の頬を撫でるその手は、異常なほど優しく、壊れ物を扱うように、丁寧に触れる。
心地良い。


不意に、暗かった視界がぱっと明るくなり、目の前には恋人の顔。
間髪いれずに、深い口付け。


息もつかぬように、貪る姿はまるで獣のようだっただろう。

甘美な口付けと、胸の痛みが相成って、一度果てたモノはまたも質量を増し始める。

それに気付いたのか、銀時は俺からはなれ、近くにあった袋の中から何かを取り出した。
大きくもなく、小さくもない銀色にひかるリングと、細めの紐。
初めて見るはずの道具なのに、何故か俺はそれの用途を即座に理解し、青ざめる。



『や・・・いや・・だ、銀・・・時っ』

『銀時、じゃなくて「ご主人様」ね?ほら、云ってごらん?』

『ふ、ざけ・・・』

『あ、そ。』


そこで俺は何故従わなかったんだろう。
真顔になった銀時は、それらを装着し始める。



『これから俺の許可なくイったら、オシオキだから。ね?』


云い終わると同時に着け終わったのか、笑顔でそこを眺める。
モノに取り付けられたリングと、睾丸に巻きつけられた紐の所為で精子は完全に塞き止められ、透明な液体しか出てこなくなった。


『これ、完全に勃ったら肉食い込んで痛ぇよ?気をつけな?』


そう云って、再び袋から何かを取り出す。


『じゃーん。ギャグと電動アナルパール〜。』

『い、や・・・んなのやったら・・・』


完全に、勃っちまう。
今迄こいつに敏感にさせられてきた秘部。自分がどれだけ感じやすいかはわかっている。

今のこの状態であんなもの入れられて、被虐心を煽るようなものを咥えさせられたら・・・


『そうだね。かなり痛いだろうね。・・・でも、痛いのがイイんでしょ?土方は』

『イく、な・・・んぐっ・・』


言葉を遮るように咥えさせられたギャグの所為で、口は開いたままの状態。
暫くすると、唾液が口端から零れはじめ、半勃ち状態のソレと蕾に垂れた。

唾液が潤滑剤になって、すんなりアナルパールが入ってくる。
パールが一つずつ入っていくたび、大きくなる気がするそこ。締め付けも増し、痛い。


『ははッ、すぐ入ったね。俺とヤりすぎてゆるくなった?ここ。』


アナルパールをぐいと押し込まれ、奥まで圧力がかかる。それも、快感で。
その言葉に反論できない自分がどうしようもなく恥かしい。
赤面しながら銀時から目を逸らしていると、カチ、という音がした。
すると、それを皮切りにアナルパールが強い振動をしはじめる。


『ん”ん”ん―――!!!!』


不意に訪れた激しい快感の波に、生理的な涙が溢れた。


気持ちいい


それだけで終わればよかったのだが、俺のモノを締め付けるそれらが、快感だけで終わることを許さない。
完全に勃ってしまった今、先端はうっ血した色になり、なんとも惨たらしい。
激痛から逃れようと、上半身を捩ると、乳首からの激痛。八方塞りとでも云おうか。


『気持ちいい?痛い?・・・あ、その顔いいね。』


楽しそうに見ているこいつが腹立たしい。
思い切り睨んでやろうと思うが、快感と痛みのダブルコンボ。
かなうはずもない。


目線を落として刺激に耐えていると、不意に聞こえたシャッター音。
銀時を見やると、手に持ったカメラを見て満足そうな笑みを浮かべてやがる。


『これ、現像したら、土方にもやるよ』


笑顔のまま俺に近づき、アナルパールを一機に引き抜き、再び深く挿れる。


『ふ、ん”ん”ん”――――っ!!!』


ひどい快感。既に痛みも快感へと変換されている。
しかし、イきたいのにイけない。
何度も繰り返される注挿に、気が遠くなる。


ぱしゃり、ぱしゃりと、シャッター音。


今の俺は、ただの性奴隷のようだろう。情けない。


だがもう限界だ。
銀時の方を焦点の合わない目で必死に見つめる。気付け。


『・・・何?もう限界?我慢できない?』


俺の視線に気付き、ギャグを外しにかかる。
アナルからの刺激は止まることはないが、これで口が利ける。
これで――――




『ご主人様・・・ッどうか俺の淫らなアナルに、ご主人様のでっかいちんこをぶちこんで・・俺を喘がせてくだ、さいッ・・・!』


顔から火が出るほど恥かしい。もう、死んでもいいってくらい。


『・・・ははっ・・土方・・・どうなっても知らねえよ?』


言葉とともに、俺の身体の自由を奪っていた枷と快感を与えるものを取り外し、産まれたままの姿になった。
かと思うと、壁にかかっている大鏡の方へ向き直り、背面座位でアナルを貫かれた。


『ふぁぁあアッッ!!!』

『すっげ・・・余裕で入るのに、締め付けやば・・・ッ』


今度は先走りが潤滑剤となり、激しいピストンが繰り返される。
的確に俺のイイところを突いてきて、甘い喘ぎが止まらない。
理性も羞恥もお構い無し。


『いっ・・あ・・・ッ、ご主人様、もっと・・・もっと、奥までぐちゃぐちゃに、ひ・・ィっ・・して・・・それで、ご主人様の精液・・いっぱい、俺のッ・・・中に・・ぶちまけてェっ・・・んァア!!』

『・・はっ、・・じかたは、本当・・ドMで、ド淫乱だなっ!』


銀時の言葉に、更に感じてしまう。
ピストンも更に激しくなる。


『ほら、淫乱な土方が俺の咥え込んで喘いでるよ?ほんと、ド変態だなあ、土方って。』


鏡を見ながら俺の視線をそちらへと促す。


『や・・ぁ!・・・恥かし・・・』

『あんな風に、強請っておいて、今更、恥かしがっても、ねぇ?』

『やァ・・・あ、も・・イく・・イっちゃっっ・・・!!』

『まだ、だめッ・・俺が、イく・・まで・・・っ!!』


最後にかぶせて、強く腰を打ち付けられ、中に大量の熱が放出されるのを感じた。


『ひ、ィ、あぁアっ!!』


どくん、とモノが脈打ち、白濁が俺からも放たれた。
今迄せきとめられ、我慢してきた分も出て、とめどなく溢れる。



『ひ、とま・・らねえよ・・・』

『うわぁ、涎みたいだねえ。かなり我慢してたもんなあ?気持ちいい?』

『きも、ちいい・・・』

『そう。じゃあ、もう一回しよっか』




そう云うと、再び中で大きくなった銀時のモノが動き始める。




『今日は俺が満足するまで何度もイかせてやるから。な?』



その言葉を聞いてから3度ほど果てた時、俺は意識を手放した。















それから直ぐに俺は起こされ、何度も何度もイかされた。

途中、ディルドを取り出し二輪挿しされたり、尿道に太目のカテーテルを挿し込まれたりと、終始アブノーマルな抱かれ方をした。


身体は汗だか白濁液だかわからないもので汚れ、今はぼうっと身体を放ってひと時の休憩。


すると今度はリングではなく、鍵つきの貞操帯を取り付けられた。
もう、なすがままだ。



『これから普段もこれで生活してもらうから。俺に無断でオナったり出来ないように。ね。』



もう抵抗できない。
する気も起きない。


『あ、あとこれ。こっちの穴に入れとこうね。普段でも気持ちよくなっていられるように。』



と、俺のアナルに入れたのは所謂「飛びっこ」。



『ああ、でも貞操帯してたら完勃ち出来ないねえ?可哀想に。でも俺とヤるときはからからになるまでイかせてやるから、問題ないよね?』

『・・・はい・・・はい・・・・。』






ほくそ笑むその顔がたまらなくいやらしくて、欲情した。
本当に俺はこいつの奴隷に身を落としたのだ。
もう、逆らえないのだ。






『土方、愛してるよ。本当に、愛してる・・・・・』








耳元で囁きながら、俺に口付けを落としてきた。


俺の、ご主人様。
















あとがき――――



はい。ね。

久々の更新がSMって!!みたいなねwww
おひさしぶりです。葬は生きています。健在です。
日々課題という地獄にうなされながらも元気でやっています。←

時たまこうして亀の様に更新していくと思いますが、よろしくお願いします!

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あきゅろす。
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