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長い読み物
気付き始めた
結局六式を少しであるが覚えることになったナナシ。

『月歩と指銃なら使いやすいと思うんですけど、どうですか?』

あ、でも指銃の変わりはかげうちとかでんこうせっかで補えるか。
とりあえずポケモンの技で足りないものを六式で覚えよう…

「そうだな…指銃ならお前の変化の中に代用できるものがあるんじゃないか?」

『さすがですね…覚えるなら月歩がいいです!コンパクトかつ空を飛べるなんて最高じゃないですか!』

グッとガッツポーズをしてルッチさんを見ると笑いをこらえてプルプルしている姿が見えた。

『わ、私なんか変なこといいました?』

「いや、そうじゃないんだ…あんなに嫌々言ってたのに月歩を覚える事に関しては積極的なんだな」

『私が嫌なのは鉄k…ゲフンゲフン!いや、何でもないです…』

「?」

この人の前で鉄塊が嫌いなんて言えない(ジャブラの前ならなおさら言えない)
乾いた笑いで誤魔化して練習場へ急かす。

『(六式を覚えたいって思ったのはルッチさんのお陰なんだよなぁ)』

だって、貴方の六式が


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『(凄く、かっこいいから)』

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あきゅろす。
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