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悠矢と美由の日常
嫌な予感しかない
「悠矢君、聞いて聞いてぇ!!」


その次の日。
組手の授業が終わって、一度シャワーを浴びようと寮に戻って上半分までの服を脱いだら、美由がハイテンションで来た。ちなみに、こういう事は日常茶飯事なので羞恥心等はとうの昔にもう無くなっている。


「・・・どうした?」
「うふふ♪私、情報委員に入れちゃった♪」

・・・・・・・・・はっ?

「・・・怒られたんじゃなかったのか?」
俺はすぐに朝のHRの時、先生から昼休みになったら生徒会室に行くよう美由に言った事を思い出し、その事を口にする。
「怒られるどころか、情報委員に入らないかって言われた♪」
「・・・・・・」
俺はその言葉に絶句する。

・・・・・・一体、上は何を考えているんだ・・・

「それでね、悠矢君♪」
そう思っていると、まだ続きがあるのか、話しかけられる。
「・・・なんだ?」
「情報委員の委員長ってね、超美人なの♪」
「・・・それで?」
「私、気に入っちゃった♪」

・・・嫌な予感しかない・・・・・・



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