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悠矢と美由の日常
単純
「もう悠矢君、そんなに怒らないでよ〜。」
「・・・もう怒っていないから大丈夫だ。」
俺はそう言うも美由の表情は変わらず甘えてくるように上目遣いで見てくる・・・・・・正直、しつこい・・・


昨日、夕食を食べた後、俺達は寮に戻り、部屋の前で別れ、俺はドアを開き入り、少し警戒する。なぜなら、寝る時に襲われたら嫌だからな。実家ではよくやられたし・・・・・・だが、来る気配は無かったので、俺はそのまま寝る事にした。そして、それから勝手に部屋に入られる事もなく安心していた束の間・・・今日の入学式の朝。美由に上からダイブされて起きた。おかげで目覚めが悪い。それで、そのままパッとしない気分で学舎に行き、クラス表・・・・・・俺のクラスが『1−G』だということを確認し、それと同時に美由と一緒のクラスだからそれにため息し、そのまま朝食。それで、美由から機嫌が悪いと思われてる・・・まぁ、八割ほどこいつのせいだからいいが・・・


「美由・・・もう怒っていないからそんな顔をするな。」
「本当に?」
「本当だ。」
「良かった♪」
そう言って、美由は嬉しそうに笑う・・・・・・単純だな・・・



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あきゅろす。
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